【Inter BEE 2016 TV】東通インターナショナル グラスバレーのIPソリューションを実機デモ  空撮用各種ドローンの実機展示のほか、Bradley社製2軸防振ジンバルを参考出品

2016.11.25 UP

 東通インターナショナルはInter BEE 2016に出展し、Grass Valley社のIPソリューションを、各種最新機器による構成で実機デモをした。
 使用機材は、IPベースのルーティングスイッチャー、SDI-IP変換器、マルチビューワ等など。ファイル化した番組の品質検査として、ファイル構造やパカパカやラウドネスを含むビデオ・オーディオの品質検査、そして自動修正を行うVidcheck社のQC製品使ったワークフローを提案。
 また、独自のコーデックにより、狭帯域でも高画質のライブ映像が伝送できるStreambox社の4K対応エンコーダー・デコーダー、携帯電話回線利用のモバイルエンコーダを展示。
 キャラクタージェネレータ製品では、D.O.Tの4Kを含む最新バージョンをご紹介。
 空撮関係の機材では、カメラ防振装置の決定版GD社製シネフレックスウルトラ及び、日本初上陸のプロフェッショナル用撮影ドローンIntuitive Aerial社製の「Aerigon」のモックアップを、ウイルバート社製の昇降装置リボンリフトなどを実機展示。また、Bradley社製2軸防振ジンバルを参考出品した。

■主な出展製品
○GV Node(新製品)
 GV NODEはIPと3G-SDIの両方に対応したリアルタムルーティングスイッチャー。垂直ブランキングでのスイッチングとマルチビューワを含むDENSITEシリーズのインターフェースボードを同一フレーム内に実装する。
 市販のイーサネットスイッチを利用して拡張システムの構築が可能。SMPTE 2022-6のIPと3G-SDIの入出力を装備しており、さらに、TICO圧縮フォーマットにより、少ないケーブル本数で4K/8Kシステムを構築できる。FPGAを搭載しているため、将来のフォーマットの追加も対応可能。

○Videcheck
 Videcheck社のVidcheckerおよびVidfixerは、ファイルベースメディアの品質管理を行う自動QCソフト。コストパフォーマンスに優れ、より早く、そして簡単な操作のWindowsアプリケーションは様々なファイルベースのワークフローと統合できる。
 ファイル化した番組のファイル構造の検査や修正、パカパカやラウドネスを含むビデオとオーディオの品質検査や自動修正機能を搭載している。ファイルベースシステムに組み込むためのAPIも容易されている。

○Strembox
 米国Streambox社のエンコーダ/デコーダ。独自のコーデック「ACT-L3」により、ネットワーク帯域幅が狭い環境下でも、他のコーデックに比べ高画質の映像を低遅延で配信することができる。
 H.264に比べ51~74%減のビットレートで同等、またはそれ以上の高画質の映像伝送が可能。
 LDMP(Low Delay Multi-Path)技術により、公共、またはプライベートネットワークを複数同時に利用し、可能な限りの最適な通信帯域・遅延・解像度を自動で選択する。ネットワーク帯域が低下しても、映像瞬断の可能性を最低限に回避する。
 低ビットレートでも高画質の映像が送れるので、ネットワーク回線使用料等、運用コストを大幅に削減する。

■その他の出展製品一覧
○インテリジェントタリーシステム
○カメラ防振装置
○ルーフ型伸縮ポール搭載の撮影車
○キャラクタジェネレータD.O.T
○3G/HD-SDI入力のモニタリング用セレクタ
○インジェスト・ファイル変換システム

【(株)東通インターナショナル】
本社住所
〒112-0002 東京都文京区小石川1-21-14
URL
http://totsu-int.co.jp

#interbee2019

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