【Inter BEE 2017】アストロデザイン 編集時間を10分の1に大幅短縮した最新8Kノンリニア編集環境 2020へ向け8K制作に対応した各種製品を発表

2017.10.27 UP

8K SSD レコーダ「HR-7518/HR-7518-A」。2Uスタンドアローン型の圧縮記録/非圧縮記録に対応する

8K SSD レコーダ「HR-7518/HR-7518-A」。2Uスタンドアローン型の圧縮記録/非圧縮記録に対応する

 アストロデザインは、11月15-17日まで開催するInter BEE 2017で8K対応の最新制作環境をデモする。
 グラスバレー社の8K編集機と同社のHQXコーデック搭載8Kレコーダーによるコラボレーションで、8K映像素材のインジェストから編集、書き出しまでストレスのない、8Kノンリニア編集を実現している。記録メディアの改良で、従来比で単位容量あたり重量15分の1、収録時間を3倍にしている。また、インジェスト、レンダリング、書き出しなどにかかる時間も、従来の10分の1以下にしている。会場では、8Kモニターを接続した8Kプレビューも披露する。(Inter BEE 2017は入場無料。下記サイトで事前登録を受け付け中)

■「8Kへの道はここにある」をテーマに
 アストロデザインは今年、「8Kへの道はここにある」をテーマに出展。8K制作の対応製品をいち早く提供してきた同社が、これまで培ってきた超高精細映像技術、リアルタイム高速デジタル信号処理技術をベースに、撮影、収録から編集、上映まで、8K映像制作に必要なすべての機材を取りそろえた。

■8Kコンバータなど各種8K対応新製品を出展
 前述の8K編集のデモに加え、8Kコンバータも出展。8Kはこれまで、進化の過程でDGからRGB、709から2020、3G-SDIから12G-SDIへと進化を続けてきた。そのため、制作工程では異なるフォーマット間の変換が必要なシーンがある。アストロデザインは、そうした状況に対応する豊富なコンバータ製品群を提供している。
 このほか、2Kー4K間のコンバータ製品で、新たに12GSDI対応のSB-4027を出展。解像度変換だけでなく、SDR-HDRの相互変換や、709ー2020の相互変換にも対応する。3DLUTを使用した自然な色再現性が特徴となっている。
 また、12GSDI、HDRに対応したPOSTIUM製4Kモニタ「OBM Uシリーズ」や4Kスーパー8系統に対応した新4K DSK HD-1679など、4K/HDR対応の設備設計に役立つ製品多数を展示する。

アストロデザイン(株)
本社住所
〒145-0066 東京都大田区南雪谷1-5-2
URL
http://www.astrodesign.co.jp
出展部門 /ホール / 小間番号
映像制作/放送関連機材部門 /ホール3 /3315


◆Inter BEE 2017 開催概要◆
■会期:2017年11月15日(水)〜11月17日(金)〔3日間〕
■展示時間:11月15日(水)・16日(木)10:00-17:30/17日(金)10:00-17:00
■会場:幕張メッセ(展示ホール1〜8、イベントホール、国際会議場)千葉市美浜区中瀬2-1
■入場:無料(登録制)
■主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
■後援:総務省、経済産業省(建制順)
NHK、一般社団法人日本民間放送連盟、一般社団法人電波産業会(順不同)
■運営:一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会(JESA)
 

8K SSD レコーダ「HR-7518/HR-7518-A」。2Uスタンドアローン型の圧縮記録/非圧縮記録に対応する

8K SSD レコーダ「HR-7518/HR-7518-A」。2Uスタンドアローン型の圧縮記録/非圧縮記録に対応する

#interbee2019

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