【NAB Show 2018】池上通信機 4K・8K各種ソリューションをデモ ネイティブ4Kスタジオカメラ「UHK-435」や 海外市場向け多機能カメラシステム「UnicamHD HDK-99」を出展

2018.4.15 UP

 池上通信機は米ラスベガスで開催されたNAB Show 2018に出展し、4K・8Kの各種ソリューションや、海外市場向けカメラとして発表した、2/3型3CMOS マルチフォーマットシステムカメラ「HDK-99」などを出展した。

  4Kカメラは、2/3型4K 8M Pixel CMOS 3板式の光学系を搭載した世界初の4Kスタジオカメラ「UHK-435」と、ポータブル4Kシステムカメラ「UHK-430」を展示した。

 「UHK-435」は、昨年10月に販売を開始した2/3型4K 8M Pixel CMOS 3板式の光学系を搭載したネイティブ4Kスタジオカメラ。2/3型センサとB4マウントの採用により、HDと変わらぬ被写界深度の深さで4K映像制作が可能。 HDRの国際標準規格(ITU-R BT.2100)に準拠したHLG搭載。暗部から明部までの表現可能な範囲を拡大した広ダイナミックレンジ映像と広色域を実現している。
 4K/HDマルチフォーマットのため、HD運用にも対応し、従来のHDカメラより優れた感度と解像感を実現している。また、CCUやVFなど、既存のUNICAM XEシリーズの周辺機器がそのまま使用できるため、これまでの運用環境を継承したシステム構築が可能だ。

 4K対応のモニターでは、HDR対応の31型4Kマスターモニター「HQLM-3125X」、31型4Kモニター「HQLM-3120W」、17型4Kモニター「HQLM-1720WR」の3製品を出展した。またスイッチャでは、4K対応のコンパクトスイッチャ「CSS-400」を展示。
 8K製品では、日本放送協会様と共同で開発した8Kカメラシステム「SHK-810」を出展した。

 3月20日に発表した、海外市場向け多機能カメラシステム「UnicamHD HDK-99」も出展。同製品は、高性能2/3型CMOSセンサの搭載によりF11の高感度とS/N62dBを誇り、低ノイズでクリアな映像を実現した多機能HDカメラシステム。CCUから超解像度のコンバーターにより4K出力も可能という。また、3G-SDI出力にも対応する。
 16軸の色域で色相と彩度の両方を正確に調整可能な「16軸色補正」や、より自然な色調調整を実現する「アドバンスドマトリクス」などの機能を搭載している。また、HLGガンマカーブによるHDR機能も装備している。

画像提供:映像新聞
編集:Inter BEE 2018 ニュースセンター

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