【Inter BEE 2015】ティ・アイ・ディ Accusys高速SAN 「ExaSAN」 PCIe 3.0とThunderbolt 2.0対応 最上位機種は2,000MBb/s 8K環境も披露

2015.11.4 UP

高速タワー型ディスクストレージ「A08S3-PS」

高速タワー型ディスクストレージ「A08S3-PS」

Thunderboltポートを装備した新モデル「A16T2-Share」

Thunderboltポートを装備した新モデル「A16T2-Share」

 ティ・アイ・ディ(本社:東京都中央区)は、11月18日(水)から20日(金)に幕張メッセで開催されるInterBEE 2015に出展し、自社ブース(ホール:6/ブース番号:6109)にて台湾Accusys社の高速ディスクストレージ「ExaSAN(エクササン)シリーズ」からPCI-Express(PCIe)3.0を採用したディスクストレージ「A08S3-PS」と4つのThunderboltポートを装備した新モデル「A16T2-Share」を出展する。ブースでは、4Kコンテンツの再生デモを予定しているという。また、本製品を取り扱っているパートナー企業(シナジー、加賀ソルネット、他数社)と連携し、パートナー企業ブースで本製品を使用したアプリケーションを紹介する。
 同社ビジネスソリューショングループ・パートナーセールスチーム・チームリーダの濱野孝二氏は「弊社は今年で60期目を迎える。台湾Accusys社の総代理店として、今回InterBEEに出展することで、より多くの方に本商品を知って頂きたいと考えている。また、ブースに来て頂いたお客様に対して、後日フォローアップセミナーを予定している」と説明した。この他、ブースでは「事前検証として8Kコンテンツの再生ができることは確認しており、8K環境での検証実績についても紹介したい」と同社ビジネスソリューショングループ・パートナーセールスチームの本柳克敏氏は説明した。

■ PCI-Express(PCIe)で接続することで低価格で大容量なSATA HDDで優れたパフォーマンスを実現
 ExaSAN「A08S3-PS」は、PCIe 3.0とThunderbolt 2.0のどちらも接続可能な高速タワー型ディスクストレージ。本体に同梱している専用PCIe-HBA (Z2M-G3)をワークステーションやPCにインストールして接続して使用する。また、PCIeインタフェースを持たないMacとの接続には、本体に付属するThunderbolt接続専用コンバータを使用することで、Thunderbolt2.0での接続が可能となる。

■安価なSATA HDDストレージで4K制作環境構築
 本柳氏は、同ストレージの特徴について次の様に説明した。
 「SATA HDD(7,200rpm)搭載時でも、1,000MB/s以上、より高速なSSDやSAS HDDを搭載することで、最大Read:1,880MB/s、Write:1,233MB/sの高いパフォーマンスを得ることができる。さらに、ラックマウント型の最上位モデル「A16S3-PS」では単体で2,000MB/sを超えるI/Oパフォーマンスがある。そのため、SSDではなく、安価なSATA HDDストレージであっても4Kコンテンツを扱うことが可能。SSDを使用したストレージよりも容量で約3倍、価格は1/3に抑えることができる」

■ 4つのThunderboltポートを装備した新モデル「A16T2-Share」を出展
 「A16T2-Share」は、Thunderbolt 2.0(最大20Gbps)インタフェースを4ポート装備した3U16Bayラックマウント型ディスクストレージ。4台のThunderboltクライアントを直結してストレージを共有することができる。6TB HDDを最大16本搭載することで、最大96TBの大容量ストレージを、また拡張筐体を3台追加することで最大384TBの大容量を実現することができるという。

【株式会社ティ・アイ・ディ】
所在地:〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町12-19 TIDビル
Inter BEE ブース:映像・放送関連機材部門 /ホール6 /6109

高速タワー型ディスクストレージ「A08S3-PS」

高速タワー型ディスクストレージ「A08S3-PS」

Thunderboltポートを装備した新モデル「A16T2-Share」

Thunderboltポートを装備した新モデル「A16T2-Share」

#interbee2019

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