【NEWS】アドビシステムズ 「アドビストック」に4K映像を追加 アプリ上での購入など、多様な利用形態を提供 マーケットプレイスの拡充目指す

2016.3.25 UP

アドビストックのウェブサイト

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 アドビシステムズは、ストックイメージサービス「アドビストック」に、4K映像約10万点を追加した。同サービスでは、HD映像120万点や多数の写真などの素材を提供。サービスを拡充した。価格は単品の4K映像が2万4980円、HD版が7980円。
 ストックイメージサービスとは、用途を申請し、その都度利用価格が決まる「ライツマネージド」(マクロストック)と、一度の手続きで複数回利用できる「ロイヤリティフリー」(マイクロストック)に分かれる。一般的に前者は高額で独占利用も可能。後者は多数の素材から気軽に選ぶことができる。
 アドビストックは後者にあたり、登録された素材の権利を購入すれば、期間や地域にかかわらず利用できる。
 映像制作では、ウェブサイト(stock.adobe.com)からに加え、プレミアプロCCやアフターエフェクツCCなどのデスクトップアプリから直接、検索・購入できる点が特徴。プロジェクトにも直接ドラッグして利用可能で、利便性が高い。縦長や正方形などの形状や色からも検索できる。
 ただしロゴなど一部の用途では使用できない。拡張ライセンスを購入すれば、50万回を超える表示・印刷ができ、素材を使った物販など再販も可能。
 アドビは、コントリビューターと呼ばれる素材提供者と購入者からなる「マーケットプレイス」の拡充を目指している。現在は同時に展開する「フォトリア」(jp.fotolia.com)が販売に関する窓口を務めており、月100万円ほどを売り上げるプロの写真家もいるという。

アドビストックのウェブサイト

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