【NEWS】デジタルドメインがVR専門プロダクションを設立 MTVビデオミュージックアワードで360度VRライブストリーミングを実施  爆発的に成長するVRライブコンテンツ市場

2015.10.9 UP

2015ビデオミュージックアワードにおけるVR

2015ビデオミュージックアワードにおけるVR

収録の状況

収録の状況

IM360のimLive 4K全方位カメラシステム

IM360のimLive 4K全方位カメラシステム

 MTVは9月末に行われた2015ビデオミュージックアワード(VMA)で、360度のライブVRを実施した。レッドカーペットとアワードのステージをライブでVRストリーミングを行い、現在はオンデマンドとしてハイライトをYouTubeとMTV.comで公開している。日本でも、WOWOWが11月28日に開催する「WOWOW総力祭」でも、360度ライブVR配信を実施するなど、ライブイベントのVR対応が目白押しだ。アプリを用いればスマホでの視聴が可能になるなど、VRは4Kなど映像の高解像度化とデバイスの高度化により、視聴環境が拡大しつつあり、さらにゲーム業界においても、マイクロソフトやソニーが相次いでMR、VR対応を発表するなど、今後のコンテンツビジネスにおいてVRは新たなキーワードとなりそうだ。

■デジタルドメインが出資したVRプロダクション
 ライブVRストリーミングは、MTVのAll Access LiveサイトもしくはiOS/Android用のim360アプリを使ってモバイルデバイスからの視聴に対応。
 今回のVRライブプロダクションは、IM360が担当。IM360はVR技術会社のImmersive MediaとCGプロダクションのデジタルドメインが共同で出資したVRプロダクションハウスで、今年の4月に設立している。Immersive Mediaは2004年には既に360度の映像技術を生み出しており、大統領パレードの監視システムやGoogleのストリートビューにも技術貢献をするなど業界の先駆者として知られている。
 現場にはIM360のimLive 4K全方位カメラシステムを含む、6レンズ型、4レンズ型など違ったモデルを持ち込んだ。 会場に集まる観客、ステージ前にいるヴォーカル、背後にいるドラマーなど、すべて重要となる対象との被写界深度と焦点を計算してVRカメラの位置を設定することが非常に難しいという。さらにVRカメラの高さを設定することも重なってくる。
 IM360は今回、新しく開発したバーチャルリアリティツール(VRT)を初めて使った。VRTでは、現場で撮影監督がHMDでVR映像をリアルタイムで確認しつつ、ほかのスタッフはモニターで同時に映像を確認できるほか、シーンをプレイバックすることもできる。カメラからの映像はRAWと4:4:2 ProResファイルに同時に記録でき、従来のオンサイトの制作環境と同じプロセスが行えるという。
 MTVでは今年に入って、経験値を取得する目的でVRカメラを使ってライブイベントを収録しており、人気番組America's Best Dance Crew をVRコンテンツとして公開している。  
VR: https://youtu.be/-PxA7Q1syd0   
この際にも、IM360がVRプロダクションを担当した。 当時はカメラリグで固定した場所から撮る方法のほか、ジブにマウントするという斬新な試みを行っている。 

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Immersive Media
http://www.immersivemedia.com/
DIGITAL DOMAINからのプレスリリース: http://www.ddhl.com/images/PressRelease/en/2015/150408.pdf
YouTube: https://www.youtube.com/playlist?list=PLBPLVvU_jvGu8xlSVF_TBR0HQNvWlHJIS

2015ビデオミュージックアワードにおけるVR

2015ビデオミュージックアワードにおけるVR

収録の状況

収録の状況

IM360のimLive 4K全方位カメラシステム

IM360のimLive 4K全方位カメラシステム

#interbee2019

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