【After NAB 2014】Z3テクノロジー 4KをH.264でやり取りできるコンパクトなエンコーダー/デコーダー H.265製品も開発中

2014.6.1 UP

4K対応のH.264エンコーダー「Z3-HE4K-01」。左はケースを開けたところ

4K対応のH.264エンコーダー「Z3-HE4K-01」。左はケースを開けたところ

H.265エンコーダーも開発中で、すでにボードレベルでは作成が住んでいると説明があった

H.265エンコーダーも開発中で、すでにボードレベルでは作成が住んでいると説明があった

 After NABのZ3テクノロジージャパンのブースには、米Z3 Technologyのビデオエンコーダーが展示されていた。4K動画をH.264にエンコードして伝送するための装置で、ブースでは4KディスプレイにLANを介して伝送した4K動画を映し出すデモを行っていた。

 ビデオエンコーダーの製品名は「Z3-HE4K-01」。4K 30fpsまでの信号をH.264に変換し、LANなどによる伝送を可能にする製品である。Z3-HE4K-01は、エンコーダーとして機能するほか、対向して利用するデコーダーとしても利用できる。Z3-HE4K-01でH.264に変換した後のビットレートは、4K動画で15Mbps~60Mbps程度にまで圧縮され、LANやインターネットといったIP回線上で伝送できるようになる。デモは、USBメモリーに格納した4K動画のコンテンツをZ3-HE4K-01でH.264にエンコードし、LANを介して伝送した後にZ3-HE4K-01でデコードし、HDMI経由で4Kディスプレイに映し出す構成で実施した。

 Z3-HE4K-01の特徴は、4Kのエンコード/デコードに対応しながら、小型で低価格であり、さらに発熱が少ないことにある。「テキサス・インスツルメンツの汎用チップを使うことで、専用チップを利用する競合製品よりも小型で低価格を実現した。価格は150万円前後を想定しており、高機能だが5~600万円する競合製品よりも広い用途での導入に期待している」(Z3 Technologyの販売代理店であるデータロード 営業部 山崎宏一氏)。4K動画のエンコーダーとしては発熱が少ないため、狭いスペースで積み上げて利用するといった導入法にも対応できると言う。

 用途としては、デジタルサイネージへのコンテンツ配信、高精細な監視カメラからの情報収集などを想定する。米国では2014年初頭から販売を行っており、国内でも受注可能な態勢にある。

 Z3 Technologyでは、H.264よりも高い圧縮率で高精細な画像を伝送できる新しい符号化方式のH.265への対応も進めている。現時点で「4K 60fpsに対応したH.265エンコーダーは、ボードレベルでは作成されている」と山崎氏。今後、H.265エンコーダーも製品化される可能性は高いと見られる。

4K対応のH.264エンコーダー「Z3-HE4K-01」。左はケースを開けたところ

4K対応のH.264エンコーダー「Z3-HE4K-01」。左はケースを開けたところ

H.265エンコーダーも開発中で、すでにボードレベルでは作成が住んでいると説明があった

H.265エンコーダーも開発中で、すでにボードレベルでは作成が住んでいると説明があった

#interbee2019

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