【NEWS】Blackmagic Design DaVinci Resolve 9.1をリリース Rentia MBPに対応 各種映像ファイルのサポートを強化

2013.1.21 UP

DaVinci Resolve

 Blackmagic Designは1月21日、同社のカラーコレクションツール「DaVinci Resolve」の最新バージョン9.1のリリースを発表した。
 今回のアップデートにより、DaVinci Resolve は 15インチRetina MacBook Pro で、最高画質で動作するようになった。
 また、FCP X に搭載されている、タイムライン上の同じ場所に複数ショットを格納しスクロールできる、オーディション機能のためのXMLもサポート。これにより、システム間で簡単にファイルを転送でき、効率的なワークフローが実現する。FCP X、Final Cut Pro 7プロジェクト間での、複数フレームレートが混在するXMLのインポートも改良されている。
 Avid AAFや、Sony XAVC およびAVCIntraファイルのサポートも改善し、その他にも数多くのオーディオやパフォーマンスが向上してる。
 新機能の「CinemaDNG Input Device Transform」(IDT)は、Blackmagic Cinema Cameraなどで使われるDNGファイルフォーマットに対して、ACESカラースペースのワークフローでRAW素材をグレーディングできるなど利便性を向上している。
 Blackmagic Design のキャプチャーカード、DeckLinkシリーズでの最新モデルのDeckLink 4K Extremeにも対応。DeckLink 4K Extremeは、人気の DeckLink HDExtreme 3D の全ての機能を持ち、1080HD の4倍の解像度のUltraHD 4K 再生機能が追加されている。
 DaVinci Resolveは、ユーザーインタフェースの全面的な見直しで、バージョン9から一新。 スピーディに操作でき、不必要なクリックや設定を排除している。ジョブの行程は、ログイン、プロジェクトにメディアをドロップ、カラーグレーディングの3ステップに収斂している。自動3Dアイマッチング、マルチレイヤータイムライン、XMLサポート、そして多くのカメラおよびファイルタイプサポートなどを新たに装備している。

■DaVinci Resolve 9.1の新機能
• Apple Macbook Retina サポート
• FCP X オーディションのXML サポート
• Resolve、FCP X およびFinal Cut Pro 7間で、さらに効率的なワークフローを実現するXML の統合
• DeckLink 4K Extremeとの統合
• RAW素材を ACES ワークフローでグレーディングできる、CinemaDNG Input Device Transform(IDT)
• MXF オーディオレンダリング のためのAAF 生成
• 改良したフレーム・秒単位でのオーディオ・チェイス機能
• パワーマスタリング使用時のタイムラインオーディオのサポート
• Sony Raw F55/F5 ファイルの再生サポート
• Sony CineAlta SStP ファイルのレンダリング時間の向上
• Red Mysterium-X Monochrome センサー (ソフトウェアデコードのみ)の再生サポート
• DNxHD 100の再生・レンダリングサポート
• ARRIRAW ヘッダーからの最新ASC CDL メタデータ抽出
• マットクリップがMedia Pool内で複数クリップにアサイン可能に
• プリファレンスの設定でRed Rocket が無効化が可能に
• NTSC DV 再生サポート ( 4X3 および16x9 )

#interbee2019

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