【Pre Inter BEE 2013】米アクセルビデオ シンプル操作で多機能のメディア管理システムをInterBEEで初公開 Harmonic ブースでデモ

2013.11.12 UP

「axle Gear」

「axle Gear」

Inter BEE出展のため、来日する axle CEO兼共同創立者のサム・ボコフ氏

Inter BEE出展のため、来日する axle CEO兼共同創立者のサム・ボコフ氏

 米Axle Video (アクセル)は、ファイルベース環境で活用できる新しいメディアファイル管理ソリューションをInterBEE2013のHarmonicブースで国内初公開する(ブース番号:ホール7、7314)。 
 従来のメディア管理システム(MAM、メディア・アセット・マネージメント)は、大規模な施設で利用する目的で設計されたシステムが多かった。アクセルのMAMは、ソフトウェアベースと、ファイルフォーマット変換用にTelestream社のトランスコーダーを搭載したアプライアンス「axle Gear」が揃い、ソフトウェアはサーバー向け5ライセンスで15万円、アプライアンスでも100万円以下で提供される予定という。
 標準のWebブラウザによる操作で、ファイルベースのワークフローに適したメディア管理が可能。ワークステーションやラップトップPCに特別なソフトウェアが必要ない。
 自動ロギング・整理、タグ付け、そして簡易編集、プロキシ生成・プレビューなど、従来のMAMにはない機能が搭載されている。また、メタデータ設定もカスタマイズできる。iPadでも利用でき、オーバーフロー分をクラウドで処理できる。オプションには、HD-SDI、カメラインジェスト、NAS/LTO-6アーカイブ・ワークフロー対応などが揃う。 
 英国Edit19は、アクセルのMAMの導入のねらいについて、クライアントの承認プロセスを合理化するためだったという。同社の導入担当者は、「従来のプロセスからEメールで素材先のリンクをセキュアな管理下のもとで送付する方式に変えたことで、今までクライアントにDVDとしてデータを送付していた作業時間とコストを大幅に削減することができた」という。クライアント側は、メディアファイルを再生してコメントや承認フラグを付けて送り返し、関係者に即時送られる。これにより、迅速に納品の準備をができるようになったという。 
 InterBEEでは、Harmonic Japan 合同会社の出展ブースで、Harmonic社のハイパフォーマンス・ストレージ「MediaGrid」と、ノンリニア編集システムとの連携した簡易MAMシステムを構築し、デモを行う。   
 今回h、axle CEO兼共同創立者のサム・ボコフ氏もInter BEE会場を訪れる。
 「今までになかった斬新なメディアマネージメントシステムを今回、日本で初めてお見せします。NAB、IBCでの実演では沢山の良い評価をいただきました。市場に初めて紹介した年には、既に駆動しているMAMシステム以上の数(100システム以上)を納入する実績をおさめました。日本で急速に増えているファイルベースでのワークフローのニーズに応え、また支援するために、多くの来場者の方々に見ていただき、さまざまなフィードバックをいただきたいと思っています」(ボコフ氏) 

「axle Gear」

「axle Gear」

Inter BEE出展のため、来日する axle CEO兼共同創立者のサム・ボコフ氏

Inter BEE出展のため、来日する axle CEO兼共同創立者のサム・ボコフ氏

#interbee2019

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