【Inter BEE 2014 TV】トラフィック・シム　放送におけるBCPソリューションを提案　緊急時・災害時の放送対応　航空電波の障害監視なども想定　バックアップ回線システムも装備

　トラフィック・シムは、Inter BEE 2014の自社ブースにおいて、災害・緊急時に対応できる放送システム「BCPソリューション」を軸に出展した。BCP（business continuity planning）とは事業継続計画の意味。ループ再生装置「TSLP-1」による災害時の放送継続の提案や、災害時のMFN・SFN運用でのTS-TTLバックアップ用装置「IPL-1」「MTL-5」によるバックアップ回線システムの提案など、新製品による対応を実演。
　拠点間バックアップ同録システムとしても機能するポータブルTSレコーディングアナライザー「HACOBE2」は、新機能として、字幕ロギング機能、4K素材などの160Mbps／200Mbps高ビットレート同録／出力機能、64／256QAM変調機能に対応した。HACOBE2は、各種変調／復調／デスクランブル／同録／TS・RF監視など各機能を搭載して進化している。
　ほかに、電波障害の原因究明に役立つ航空機電波障害監視システムや、同録システムでは高ビットレート同録やTSラウドネス計測などを出展。多点同録・多点同時再生システムでは、マルチシンクロビューワーをデモした。