【Inter BEE 2013】メディアグローバルリンクス　あらゆる映像信号を長距離伝送可能なマルチメディア伝送システムMD8000の省コスト版や、NHKと共同開発のIPベース 光ルーターを出展

　メディアグローバルリンクスはInter BEE 2013において、同社の主力製品であるマルチメディア伝送システム「MD8000」と、新製品の「MD8400」、IPルーター「MDX2040」を展示した。
　マルチメディア伝送システム「MD8000」シリーズは、HD-SDI、3G-SDI、SD-SDI、DVB-ASI、Ether NET、1-10G Ether NETなど、あらゆる映像信号、データを伝送できる。ネットワークはIPネットワーク、SONET/SDH、MPLSなどに対応し、長距離映像伝送が可能。また、無瞬断切り替え機能により、光回線が切れた場合でも、無瞬断でバックアップ回線への切り替えが可能。より確実に事故のない伝送を実現している。
　MD8000シリーズの新製品、MD8400は、MD8000シリーズより省スペース、低コスト化を実現。少ない映像信号の伝送規模の場合、より低コストで映像伝送を実現できる。
　MDX2040は、NHKと共同開発した製品。既存のベースバンドのビデオルーターではなく、IPベースの光ファイバーを使用したルーター。回線センターに設置ことにより、あらゆるセクション（マスター、編集、サブ）を光で結び、局内をオールIPで一元管理できる。映像信号とデータを混合して使用できる。既存システムより効果的に一元管理が可能。