【After NAB】来週開催! 参加企業40社が集い、NAB出展製品を披露 4K関連機器が多数出展 事前登録受付中!

2014.5.14 UP

ATOMOSのSHOGUN(左)をはじめ、各社から4K関連の最新機器が一堂に集まる

ATOMOSのSHOGUN(左)をはじめ、各社から4K関連の最新機器が一堂に集まる

NAB ゴードン・スミス会長からの書面

NAB ゴードン・スミス会長からの書面

NAB ゴードン・スミス会長

NAB ゴードン・スミス会長

 5月22日、23日(東京)、27日(大阪)の3日間、After NAB Showが開催される。4月に米国で開催された世界最大の放送・映像機器の展示会、NAB Showの出展企業や販売代理店など40社(東京、大阪は27社)が参加し、各社がNABで出展した内容を日本市場向けに紹介する。実機を試したり、具体的な日本での展開を紹介するほか、セミナーではNABの取材報告を元にした今後の業界動向の紹介や、各社の最新記事の国内での利用事例などが披露される。(上写真は昨年の展示会場風景)

■NAB公認 初の国外イベント
 米ラスベガスで4月に開催されたNABでは、4K放送に関する最新の機器や、より小型・軽量化された製品、クラウドを前提とした各種サービスなどが約1700社から出展された。各企業ともNABを世界最大の市場である米国および、世界の放送・映像関連市場へ情報発信する機会と捉えた出展がなされた。放送・映像市場の動向を占う上で、最も重要な催しともいえるNABに参加したメーカーや販売代理店など約40社がAfter NABに参加する。東京会場は昨年の3倍のスペースに各社が最新機器を持ち寄って出展。また今回初の試みとして大阪でもAfter NABが開催される。
 昨年第一回が開催されたAfter NAB Showは、米国のNAB Showの主催団体であるNAB(全米放送協会、National Association of Broadcasters)の公認イベントとして実施される催しとして米国外で開催される唯一のイベントだ。NABに出展した実機や最新バージョンがブースで展示される。さらには、国内での販売スケジュールや価格など、新たに日本開催ならではの情報が加えられることもあり、NABの参加者にとっても価値のある催しといえる。
 米国で開催した展示会の内容を再び日本で紹介する意義について、NABのゴードン・スミス会長は「日本でのAfter NABへの参加によって、革新的な最新技術の情報を獲得してもらい、今回NABに参加できなかった多く方々のビジネスに役立ててもらいたい。また同時に、1000社を超える世界最大のNABへの関心も高め、来年はぜひ、NAB Show 2015へ参加してもらいたい」と話す。

■各社から4K製品が多数出展
 番組制作、映像制作に欠かせないさまざまなツールやサービスが出展される中で、4Kに関する製品も各社から数多く出品される。その一部を紹介する。
 ATOMOSは、NAB会場で注目を浴びた 4K対応モニター一体型レコーダー「SHOGUN」を展示する予定だ。EIZOは現在開発中のColorEdge 4Kモニターを参考出展する。
 オートデスクは、 NABで発表したAutodesk Flame Premium 2015の最新情報を紹介し、2015バージョンにおける4K対応機能をデモする。共信コミュニケーションズは4K 撮影から編集、フィニッシングをトータルで行うラインナップ展示を実施する。SGO Mistika をはじめ、新型 Mac Pro で行う4K60P編集、SONY F55 の中継システムなどを展示する。
 米Z3テクノロジー社は、NABで発表し4K対応H.264ハイプロファイルエンコーダー/デコーダ機器のZ3-HE4K-01を展示。CTCSPはElemental社のコーデックにおける4K/H.265の最新情報やマルチデバイス配信の実績を紹介する。
 ジャパンマテリアルは、4Kモニタリングボード「Matrox Mojito4K」により、1枚で4K60pの映像を10bitカラープレシジョンを保ったままフル解像度による出力をデモする。
 テクノハウスは、ConvergentDesignがNABで出展した4K RAWデータの記録ができる7.7inchフィールドレコーディングモニター「Odyssey7Q」の実機の展示を行う。SONY FS-700シネマカメラと組み合わせて、フィールドでの撮影を意識したソリューションを提示する。
 フォトロンブースでは、4Kプロダクション設備として、4K XAVCにも対応した「ROHDE&SCHWARZ DVS CLIPSTER」NABで発表された新製品の拡張型ネットワークストレージ「ROHDE&SCHWARZ SpycerBox Cell」を国内初出展する。
 朋栄は、4Kアーカイブに最適なLTOサーバ「LTS-60」や、4Kライブ制作を見据えたビデオスイッチャ「HVS-XT110」などを出展。
 ユニテックスは、4Kなどの大容量映像データのアーカイブに最適なLTOテープ製品を展示する。RAIDは、すでに4K番組制作で運用実績を持ち、NHKエンタープライズ社が開発したデータマネージメントシステム+ColorFront社TransKoderを出展する。
 こうした4K製品に限らず、NABで展示された製品実機やデモを体験できる貴重な機会となる。

■NAB ゴードン・スミス会長「After NAB の次は、来年のNAB 2015へ」
 NABの公認行事であるAfter NABへの参加を呼びかけるメッセージが、NABのゴードン・スミス会長から届けられた。以下は、その要約。

2014年5月9日

 アメリカ合衆国のNational Association of Broadcasters (NAB)を代表し、東京及び大阪のAfter NAB Showにご参加する皆様に心より歓迎申し上げます。
 今は放送事業者にとって大変エキサイティングな時期であります。モバイル、タブレット、スマートフォン、またはラップトップなど、放送事業者は革新的な配信技術を駆使して高い価値のあるコンテンツをあらゆるプラットホームとデバイスに届けるようになりました。After NAB Showは40もの出展社が革新的な最新技術を紹介し、力強く活気に満ちた放送の未来を皆さんにご説明します。
 毎春ラスベガスで開催されるNAB Showは、世界中から96,000人以上の参加者、1,600以上の出展社を迎えます。ラスベガスの展示会で紹介された最新技術や動向の一部がアフターNAB Showでも展示され、春のラスベガス大会の様子を垣間みることができます。
 皆様が After NAB Showで放送の未来を支えていく最新動向、技術、ソリューションについての知識を深めることができることを願ってやみません。そして2015年のラスベガスでのNAB Showで皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。

敬具

ゴードン・H・スミス


■After NAB Show TOKYO/OSAKA 開催概要

【The 2nd After NAB Show Tokyo 2014】

■会  期:2014 年5 月22 日(木)・23 日(金)(2日間)
■開催時間:午前10時~午後6時
■会  場:東京・秋葉原「UDX」 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1
  展示フロア:2 階「AKIBA_SQUARE」
  シアタープレゼン:4 階「UDX THEATER」
■入  場:無料(登録制)
■主  催:NAB 日本代表事務所
      一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会
■後  援:National Association of Broadcasters(NAB/全米放送協会)
■参加企業: 40社(4月30日現在/50音順)
アイティアクセス株式会社、株式会社アスク、アドビ システムズ株式会社、ATOMOS株式会社、アビッド テクノロジー株式会社、インテル株式会社、株式会社ヴィレッジアイランド、株式会社エーキューブ、株式会社エーディテクノ、EIZO株式会社、株式会社HGSTジャパン、オートデスク株式会社、株式会社オンリースタイル、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、共信コミュニケーションズ株式会社、株式会社サードウェーブデジノス、三信電気株式会社、Z3テクノロジージャパン株式会社、シーティーシー・エスピー株式会社、ジャパンマテリアル株式会社、スターコミュニケーションズ株式会社、西華デジタルイメージ株式会社、株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン、株式会社ディストーム、株式会社テクノハウス、株式会社Too、株式会社日立ソリューションズ、ビジュアル・グラフィックス株式会社、株式会社フォトロン、富士フイルム株式会社、ブラックマジックデザイン株式会社、平和精機工業株式会社、株式会社朋栄、映産業株式会社、三友株式会社、株式会社メディア・ソリューションズ、株式会社ユニテックス、株式会社RAID、レッドディジタルジャパン株式会社、ローランド株式会社


【The 1st After NAB Show Osaka 2014】

■会  期:2014 年5 月27日(火)
■開催時間:午前10時~午後6時
■会  場:グランフロント大阪 北館タワーB 10階 「Conference Rooms Tower B」
展示フロア:Room B01、B05・B06・B07
      セミナールーム:Room B02
〒530-0011 大阪市北区大深町3-1
■入  場:無料(登録制)
■主  催:NAB 日本代表事務所
      一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会
■後  援:National Association of Broadcasters(NAB/全米放送協会)
■参加企業:27社(4月30日現在/50音順)
株式会社アスク、アドビ システムズ株式会社、ATOMOS株式会社、アビッド テクノロジー株式会社、インテル株式会社、株式会社ヴィレッジアイランド、株式会社エーディテクノ、EIZO株式会社、株式会社HGSTジャパン、オートデスク株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、共信コミュニケーションズ株式会社、シーティーシー・エスピー株式会社、ジャパンマテリアル株式会社、西華デジタルイメージ株式会社、株式会社テクノハウス、株式会社ディストーム、株式会社Too、ビジュアル・グラフィックス株式会社、株式会社ビデオサービス、株式会社フォトロン、ブラックマジックデザイン株式会社、平和精機工業株式会社、株式会社朋栄、報映産業株式会社、レッドディジタルジャパン株式会社、ローランド株式会社

ATOMOSのSHOGUN(左)をはじめ、各社から4K関連の最新機器が一堂に集まる

ATOMOSのSHOGUN(左)をはじめ、各社から4K関連の最新機器が一堂に集まる

NAB ゴードン・スミス会長からの書面

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