【NEWS】Bluefish444 4K非圧縮対応のビデオカードを発表 主要ツールで4Kプレビュー可能に

2012.12.12 UP

Epoch | 4K Supernova card

 豪Bluefish444は12月5日、4K非圧縮対応のビデオカード「 Epoch | 4K Supernova card」を発表した。ウィンドウズのインストーラー「v5.11.2」により、「Assimilate Scratch」,「 Adobe CS6」,「 Avid Open IO」使用時の機能強化が図られている。また、新たに同社のDIツール「Bluefish444 Symmetry」が同梱されている。「Windows installer 5.11.2」は、Bluefish444のサイトからダウンロードして使用できる。http://www.bluefish444.com. 米ドルでの希望小売価格は3,995ドル。
 「 Epoch | 4K Supernova card」は、複数チャンネルのSDIインジェスト、立体3DのSDI入出力、4K SDIプレビューなどが可能。また、プロダクション、ポストプロダクション向けの新たな4Kワークフロー構築をサポートするために、ソフト開発会社と共同で機能強化を実現している。
 各ツールを使用時の追加機能は、以下の通り。
 「ASSIMILATE SCRATCH」「SCRATCH Lab」で、4K HD SDIビデオプレビュー、12ビット HD SDIプレビュー機能を追加。
 サポートする解像度は次の通り。  
 ・デジタルシネマ(4096 X 2160) 4:2:2 YUV 8/10ビットHD-SDI
 ・4K QFHD(3840 X 2160)4:2:2 YUV 8/10ビットHD-SD
 ・デジタルシネマ(4096 X 2160) 4:4:4 RGB 8/10ビット デュアルリンク HD-SDI
 ・4K QFHD(3840 X 2160) 4:4:4 RGB 8/10ビット HD-SDI
 ・2048 X 1080以上の4:4:4 RGB 12ビットHD-SDI
 ・8/10/12ビットYUVとRGBのハードウェア・カラースペース・コンバージョン
 「Adobe Creative Suite 6」では、同ソフトのプラグイン「Adobe Mercury Transmit Plug-in」使用時においては、Adobe Premiere Pro、および、Adobe After Effects上での、4K YUV 4:2:2 SDI プレビュー、Adobe After Effects上での12 bit YUV ⇔RGBカラースペース・コンバージョン機能を追加。
 「Avid Media Composer 6.5」,「Symphony 6.5」「Newscutter 10.5」に搭載されている「Avid Open IO Software Packages」では、HD/SD SDI I/O、12 bit YUV ⇔RGB カラースペース・コンバージョン、フルPsF ビデオI/Oサポート(PsF=progressive segmented frames)機能を追加。
 また、今回初めて「Bluefish444 Symmetry 3D」のDIキャプチャー、プレビュー、プレイバックソフトがバンドルされる。同ツールは2004年からDIツールとして発売されてきた製品。4:4:4、4:2:2のI/Oワークフローをサポートし、3D立体映像のキャプチャーにも対応する。

#interbee2019

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