【NEWS】NECディスプレイソリューションズ  世界初レーザー光源を採用した DLPシネマ プロジェクターを2014年3月発売 光源のメンテナンス負担を大幅軽減

2013.11.26 UP

 NECディスプレイソリューションズは、米国DCI制定の上映規格に準拠したデジタルシネマ用プロジェクターとしては、世界で初めてレーザー光源を採用したDLPシネマ・プロジェクター「NC1100L」(オープン価格、上写真)を、2014年3月から出荷する。
 「NC1100L」は、スクリーンサイズが横幅11メートルまで対応可能の中・小規模シアター向け製品。寿命2万時間のレーザー光源の採用で、長期間にわたって光源のメンテナンスが不要。低コストによる運用を実現する。また天つりでの設置が可能で、文化施設や大学の講堂などシアター以外での用途にも対応できる。
 画質においては、米テキサス・インスツルメンツが開発した0.69型S2K DLPシネマ・チップを搭載しており、高解像度2K(2048×1080ピクセル)を実現した。コンテンツのデジタル化により、ハイフレームレート(HFR)での撮影・編集に移行しているが、3D投映においてもHFRへの対応が可能となっている。
 なお新製品のオプションとして、ストレージ容量2テラバイトのIMS(インテグレーテッド・メディア・サーバー)を用意している。サーバーも含め、ワンストップソリューションのシステムとして提供することができる。

#interbee2019

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