【Inter BEE 2012】ローデ・シュワルツ・ジャパン 世界初、HDMI対応の4K60fps非圧縮ビデオカードを出展

2012.11.16 UP

 ローデ・シュワルツ・ジャパンは世界で初めて、4K2K非圧縮信号(最大60fps)を出力するHDMIのビデオカード「DVS Atomix HDMI」を発売した。2010年からローデ・シュワルツ・グループの傘下となったDVS社の製品。従来、SDIで4K出力はあったが、HDMIとしてはこれが初めて。
 PCベースのビデオカードにHDMI端子を装備しており、HDMI 1.4bフォーマット対応のHDMI出力コネクターが4系統ある。拡張ユニットにより、HD-SDI 4系統の入出力が可能。 4K2K画像を4分割したHDTV解像度の信号を同時に出力できる。
 HDMIのバージョン1.4は3840×2160、4096×2160の解像度をサポートし、Ethernetの伝送に対応している。また、3D映像の伝送も可能。
 内部インタフェースとして、SDIの入出ポートがあり、拡張I/Oポートや外付けBOXと接続することで、HD-SDIフォーマット信号(4系統)の入出力ができ、4K2K動画の記録や再生が行える。
 dpxファイル形式のビデオ信号をサポートし、カラーバーやランプパターンなどの調整用静止画のほか、動画やクリップアートの再生も容易に行える。4K2K以外にもスタジオ向けの解像度を広くサポート。自由に解像度、スケーリング、カラーフォーマット設定が可能。Windows、Linux、Mac OS、Final CutをサポートしたSDKが提供されている。


#interbee2019

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