【NEWS】英パフォーム・グループ  スポーツ試合ライブ配信サービス「DAZN」を日本で開始 野球、サッカーなど年間6,000試合を提供

2016.8.24 UP

DAZNの日本語サイト

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 英パフォーム・グループは8月23日、 スポーツ試合の映像を見放題で視聴できる有料サービス「DAZN」(ダ・ゾーン)の日本におけるサービスを開始すると発表した。 サービス利用料は月額 1,750 円(税別、クレジットカード支払)。登録後は 30 日の無料で試聴できる。Android 向けの専用アプリにより、スマートフォンやタブレット、PC などのマルチデバイスでスポーツ映像を視聴できる。
 日本のスポーツでは、2016年6月29日に日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)との間でV・プレミアリーグ全試合、V・チャレンジリーグの一部試合の動画配信について5年間のパートナー契約に合意、7月20日には日本プロサッカーリーグとの間でJリーグの動画配信を含む、有料放送放映権について10年間総額2100億円強の大型契約を締結している。
 このほか、一部のプロ野球(横浜DeNAベースターズ、広島東洋カープ)、ラグビーのトップリーグ、FIM スピードウェイや FIA 世界ラリークロス選手権、F1グランプリなどのモータースポーツ、PBA ツアートーナメントやウェバーカップなどのボウリングなども配信される。
 また、米大リーグの試合映像をライブとオンデマンドで視聴できるほか、世界の主要なサッカーのリーグ戦も網羅しており、トータルで年間6,000試合以上が配信される予定。
 パフォーム・グループは2007年9月に、プレミアムTVとインフォーム・グループの合併により誕生。2008年1月からPERFORMへリブランドが進められた。2011年2月にGoal.comを、また、スポーツデータを扱うRunningBalやOptaスポーツなどを次々に買収。2013年には、アメリカでのグループ全体でのスポーツメディアのシェアが65%に達しているという。また、2014年12月には女子テニス協会 (WTA) と10年間で総額5億ドルのメディアエージェント契約を締結し、WTAと合弁会社WTAメディアを設立。
 ワーナー・ミュージック・グループなどを傘下に持つ投資会社アクセス・インダストリーズが2014年に主要株主となっている。
 DAZNは、2016年夏にインターネット動画配信サービスとして立ち上げ、ドイツ、スイス、オーストリアでサービス(欧州では月額9.99ユーロ)を開始している。

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