【Inter BEE 2015 TV】スターコミュニケーションズ　ポータブル映像伝送システム「TVU ONE」　最大10本のワイヤレス回線を効率運用　高画質映像をリアルタイム伝送

　スターコミュニケーションズは、無線によるポータブルタイプの映像伝送システムTVU ONEを出展。ニュースやイベントでいつでもどこからでも簡易中継ができる。独自ソフト”Inverse StatMux”により、最大10本のワイヤレス回線の信号の強さをダイナミックに監視し、高品質映像をリアルタイムで伝送する。3G/LTE/4G/Wi-Fi/WiMax/BGANなどの複数のワイヤレス回線をダイナミックに効率的に伝送することで、切れにくく、かつ高画質の映像伝送を実現。
　Ustream, ニコニコ生放送, Youtube Liveといったインターネット動画配信サービスにも対応している。
　９月７日には、複数の通信回線を利用したモバイル型の映像配信向けに、ＵＳＢドングルタイプの通信データカードのレンタルプランを発表した。「簡易中継サポートパック」と呼ぶサービスを開始。純正キャリア契約で複数のデータカードをまとめて使用できるため、複数の契約をする手間が省ける。従量制で短期間の利用も可能。
　標準セットは、通信データカード６本（ドコモ３本、ａｕ２本、ソフトバンク１本）で３日間６万円、７日間で９万円。１本あたり６ＧＢまでの使用料を含んでおり、６ＧＢ以上使用する場合は、別途利用料が加算される。
　同時に、Ｖマントバッテリーが２個（充電器付属）で、３日間１万円、７日間１万５千円でレンタルする。
　通信キャリアはこのほか、ワイモバイル、ＷｉＭＡＸにも対応している。