【Inter BEE 2013】ボーンデジタル NUKEなど英The Foundry社の各種ソフト紹介

2013.11.20 UP

 ボーンデジタルは、英The Foundry社製の各種の映像作品制作用のソフトウエアを紹介した。ボーンデジタルが代理店としてThe Foundry社製品を販売している。展示会ではこれらの各種製品の紹介を行った。

■映画製作に必須なソフト
 The Foundry社は、1996年に英国で設立され、日本を含む世界各地の拠点をもちグローバルな展開を行っている。約200名の体制で、柔軟でパフォーマンスの高いビジュアルエフェクトのパイプラインを提供している。リニアカラーパイプラインとマルチチャンネルワークフローを可能にするクラス最高のノードベースのコンポジットソフトウエアであるNukeは、業界ではデファクトスタンダードとして知られている。またアーティスト向けにクリエイティブなツールセットを開発、販売している。
 Hiero(ショット管理やコンフォーム、タイムラインのレビュー)やKatana(ライティング、ルックデベロップメント)、modo(モデリング、ペイント、アニメーション、そしてレンダリングを一体化させた統合型パッケージ)等々の製品群もリリースしている。

■ハリウッドでもVFXツールに
 ボーンデジタル技術営業の竹村英樹氏は「NUKEは、最高峰のノードベースの合成ツールで米ハリウッドでは映画製作用VFXツールとして広く普及している。4K以上の高画質解像度にも対応し、実写とCGイメージを高品質に合成する。NUKE7では、RAMキャッシュが追加され、より高速なプレイバックが可能になった」と説明する。
 さらに竹村氏は「Mariは、アーティストが、クリエイティブな作業により多くの時間を費やすことができるように設計された効率的な3Dデジタルペイントツールで、アドビ・フォトショップとの高い親和性を保っている。このようなThe Foundry社製のソフトウエアを効果的に使うことができるように、映画を中心とした映像製作のクリエイターの方々に役立ててもらうためのセミナーや勉強会なども定期的に開催している」という。
 The Foundry社日本代表の吉村富美嘉氏は「VFXなどの特殊効果は今や映画製作では多くの場面で利用されるようになった。当社はこれらの特殊効果を最大限に発揮できるツールをソフトウエアとして提供している。映画製作もこれから4Kや8Kの時代になるが、これらの高精細映像にも対応したソフトウエアを開発している」とPRしていた。

#interbee2019

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