【Inter BEE 2013 TV】三菱電機 HEVCコーデックを小型基盤1枚で実現 

2013.11.15 UP

 三菱電機は、最新のHEVCコーデックをはじめ、放送関係者向けの最新技術・ソリューションを展示、デモを行う。
 将来普及が見込まれる新動画符号化規格HEVC/H.265に対応したコーデックを、長年の技術の蓄積により小型基板1枚で実現。ブースではこの基板を使って映像表示を行います。
 ヘリサットのコーナーでは、ヘリからの空撮映像を直接衛星にアップリンクし、リアルタイムで配信するシステムを紹介。広域を基地局1局でカバー可能で山岳や高層建築物の影響を受けることなく、安定的な映像伝送を実現し、地上局-ヘリ局間の双方向音声・データ通信機能も備えており、地上局からの撮影指示やカメラの遠隔操作も可能。
 天気予報番組自動送出システムでは、一般財団法人 日本気象協会と三菱電機インフォメーションシステムズ(株)が共同でサービスする天気番組を制作・送出するシステムの画面デモを実施する。最新の気象データをリアルタイムにシーン挿入し、所定の番組シナリオに従って自動送出。GUIをベースとした直感的でわかりやすいユーザー操作により放送局独自のシーン作成ができ、ズーム、描線やマーク貼り付けなどの豊富な解説支援機能もある。
 また、IP無線通信回線に携帯電話網を利用した業務用無線システムも展示。携帯電話回線の通話エリア内なら全国で通信で可能であり、お客様にて中継局の設置や無線免許申請が不要ですので、購入後すぐに使用可能。一斉呼出、グループ呼出、個別呼出による通話を基本機能とし、ASP(Application Service Provider)により、車両位置、車両動態の管理等の機能を手軽に利用できる。
 このほか、LED光源DLP方式プロジェクターは画面間の目地幅が狭く、高画質・高精彩のマルチ大画面映像を表示することができ、24時間365日運用で細かな情報を表示する監視分野での運用に最適な表示装置。ブースでは、放送局マスター室での運用を想定し、複数の映像、音声レベルメーター、設備端末等の集約監視の手法を紹介する。

#interbee2019

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