【プロダクション】メディアシティ　銀座スタジオを更新　Flame Premiumの最新バージョン 2013を増設　カラーグレーディング機能を活用へ

　メディアシティ（東京都品川区）は、銀座イーストスタジオの編集システムを更新し、営業を開始した。
　Autodesk「Flame Premium」のソフトウエアを最新の2013に、筐体をHPのZ820にアップグレードしたほか、「Inferno」も同じく「Flame Premium 2013」に入れ替えた。ストレージは実効容量10テラバイトに増量した。
　風間敏和取締役は「ソフトハードとも最新版に入れ替えたことで、よりスムーズな制作環境を提供できる」と話す。11月にもAvid DSのバージョンアップも予定しており、最適な作業環境を提供していく。
　同社はまた、品川と銀座で部署を分けていたものを、編集およびMAグループとして職種別に分類。エンジニアは必要に応じて両拠点を行き来する。
　エディターは6人を増員し、編集グループ長には梶晃生チーフエディターが就いた。「Flame Premiumに搭載されるカラーグレーディング機能など試していきたい」と抱負を話している。