【NEWS】ソニー NXCAMの新モデル「HXR-NX5R」を発表 HD60p収録対応 Wi-Fi内蔵でデータ転送、ストリーミング配信にも対応

2016.8.26 UP

    

    

メモリーカムコーダーNXCAMの新モデル「HXR-NX5R」(上・下とも)

メモリーカムコーダーNXCAMの新モデル「HXR-NX5R」(上・下とも)

 ソニーは、8月24日、1/2.8型 フルHD Exmor(エクスモア)3CMOSイメージセンサーを搭載したハンディータイプのメモリーカムコーダーNXCAMの新モデル「HXR-NX5R」を発表した。新たに3G-SDI出力端子搭載フルHD60p収録に対応している。発売は9月。価格は380,000円。

■従来機「HXR-NX5J」から、さらに画質性能や運用性を向上
 HD記録フォーマットは、XAVC S (1080/60p)50Mbps収録に対応。 HDMIに加えて1080/60p対応3G-SDIの2つのデジタル映像出力端子を装備。これにより、外部モニターを接続しSDI入力対応モニターへ出力できる。BNCケーブルを用いれば、広い会場でのイベント撮影や中継などでの長距離伝送も可能。
 業務用カムコーダーとしては初めて調光式LEDライトを搭載。ダイレクトメニューで収録映像を見ながら設定変更ができる。撮影状況に応じて、サイドのアジャスターを回して最少約80ルクス/0.5mから最大約800ルクス/0.5mまでシームレスに調光可能。ディフューザーが付属で用意されている。

■独自技術「全画素超解像ズーム」搭載
 光学20倍のGレンズを搭載し、イメージセンサーや画像処理技術との最適化により、広角から望遠までさまざまなシーンで優れた描写力を実現する。ソニー独自の画像処理技術を用いた「全画素超解像ズーム」により、映像を構成するすべての画素を解析して映像の解像感を保ったまま最大40倍(35mm換算 28.8mm~1152mm)の高倍率ズームも可能。

■Wi-Fiモジュール内蔵 FTPサーバー転送やストリーミング配信も対応
 本体にWi-Fiモジュールを内蔵し、NFC対応のスマーホやタブレットとワイヤレスLAN接続ができる。カメラ画像のモニタリング、録画スタート/ストップ、ズーム、アイリス調整、タッチオートフォーカスの設定が可能。また、記録後のファイルをFTPサーバーに転送できる。ストリーミング、USTREAM配信にも対応。
 本体とのリモート接続で最大3台のカメラのRECスタート/ストップ、フォーカス、アイリス、 ズーム、ホワイトバランスなどさまざまな機能をリモート制御できるリモートコントロールユニット「RM-30BP」(年内発売、価格110,000円)も発表している。

    

    

メモリーカムコーダーNXCAMの新モデル「HXR-NX5R」(上・下とも)

メモリーカムコーダーNXCAMの新モデル「HXR-NX5R」(上・下とも)

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube