【Inter BEE 2013 TV】 NTTグループ/NTTアドバンステクノロジ 最新の映像コーデック製品を国内初出展

2013.11.15 UP

4K対応HEVC

4K対応HEVC

  NTTグループ/NTTアドバンステクノロジ(ブース:5305-1)は国内展示会初出展となる最新の映像コーデック製品「XVE9310」「HVE9230」「HVE9210」「HVE9110」「HVD9130」を出展している。また、HVX500によるMPEG-DASHのデモ、アストロデザイン社のブースでIPDCを使ったLive配信のデモを行っている。

■ 4K/60p対応、2chエンコーダ「XVE9310」
「XVE9310」は、フルHD 2ch同期伝送に対応したAVC/H.264 HDTV/SDTVエンコーダ「XVE9300」の後継機種で、「XVE9300」の高画質・高機能・高安定性に加えて、各種補助データの伝送対応や高効率モードによる画質向上など、さまざまな運用に適用できるよう機能追加や改良を加えたAVC/H.264エンコーダである。映像入力は、SMPTE292M/SMPTE259M BNC×2系統、映像スルー出力がSMPTE292M/SMPTE259M BNC×2系統、外部クロック入力はBNC×1系統、出力インターフェースはDVB-ASI BNC×2系統、100Base-TX/1000Base-T(RJ-45)× 2系統。
 3D伝送や2ch伝送が可能で、2chのそれぞれにおいて補助データの伝送を行える。また、MUXを内蔵しており、2台をカスケード接続することにより、4K映像を伝送することができる。

■ 10bit 4:2:2デコーダ「HVD9130」
 「HVD9130」は、10bit 4:2:2 AVC/H.264/MPEG-2対応デコーダで、「HVE9110」「HVE9210」「HVE9230」「XVE9310」との対向で低遅延での伝送が可能だ。なお、2台をカスケード接続することで3D再生が、4台をカスケード接続することで4K再生が可能である。
 会場では、XVE9310とHVD9130の組み合わせによる4K 60p映像伝送のデモンストレーションを実施している。

■ 超低遅延、高画質エンコーダ「HVE9210」と音声16ch対応、高画質エンコーダ「HVE9230」
 「HVE9210」「HVE9230」は、AVC/H.264 HDTV/SDTVエンコーダ「HVE9200」の高画質・高機能・高安定性に加えて、各種補助データの伝送対応や高効率モードによる画質向上など、さまざまな運用に適用できるように改良されたAVC/H.264エンコーダである。映像入力は、SMPTE292M/SMPTE259M BNC×2系統、映像スルー出力がSMPTE292M/SMPTE259M BNC×2系統、外部クロック入力はBNC×1系統、出力インターフェースはDVB-ASI BNC×2系統、100Base-TX/1000Base-T(RJ-45)× 2系統。
 伝送用途では、高画質での素材伝送はもとより、1フレーム超低遅延での伝送が可能で、日本語字幕やClosed Caption送出にも対応しており、IPTVやCATVにおけるAVC/H.264配信に利用できる。なお、「HVE9230」は海外で運用される音声16ch/8PESにも対応しており、Stereo×8ペア、(5.1+Stereo)×2の伝送が可能であり、さまざまな言語での音声解説が必要になる国際的なイベントの中継に適しているという。

■ AVC/H.264 & MPEG-2対応、高画質エンコーダ「HVE9110」
 「HVE9110」は、MPEG-2 to AVC/H.264 HDTV/SDTV対応 リアルタイムトランスコーダ「HVE9100」の高画質・高機能・高安定性に加え、各種補助データの伝送や高効率モードによる画質向上、AVC/H.264符号化時には1フレーム超低遅延に対応している。映像入力は、SMPTE292M/SMPTE259M BNC×2系統、映像スルー出力がSMPTE292M/SMPTE259M BNC×2系統、外部クロック入力はBNC×1系統、出力インターフェースはDVB-ASI BNC×2系統、100Base-TX/1000Base-T(RJ-45)× 2系統。

4K対応HEVC

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#interbee2019

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