【NEWS】Netflix 9月2日から国内サービス開始 デアデビルなどオリジナル番組シリーズが中心 ブラピ主演のオリジナル映画も年内配信

2015.8.19 UP

「デアデビル」キービジュアル (c)Netflix. All Rights Reserved.

「デアデビル」キービジュアル (c)Netflix. All Rights Reserved.

 インターネット映像配信ネットワークの世界最大手Netflixが、日本でのサービスを9月2日より開始することを明らかにした。Netflixは現在、加入者数6500万人を持つ月額定額制インターネット映像配信サービスとして世界50カ国以上で展開をしており、日本への進出については2月に正式発表を行っている。以降、Netflixは国内でのサービス開始へと準備を着々と進めており、国内の子会社を設立、高品質なコンテンツ確保に加えハードウェア面でも、各社テレビメーカーと提携し、リモコンにNetflixボタンを設け、専用アプリを搭載したNetflix対応テレビが、この秋から発売される予定だ。サービス形態は加入制度になる予定だが、価格については追って発表されることになっている。視聴デバイスの詳細も開示されていない。

■フジテレビとのタイアップ「テラスハウス」も先行独占配信
 9月2日開始当初に配信されるコンテンツは、マーベル・コミック原作のオリジナルドラマシリーズ「デアデビル」をはじめ、「マルコポーロ」、「センス8」、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」など、独自製作したオリジナル番組が揃う。そしてフジテレビとタイアップして製作した「テラスハウス」の新シリーズおよび「アンダーウェア(英題:Atelier)」もテレビに先駆けた先行独占配信が決まっている。アニメーションではコメディ「BoJack Houseman」、そしてコメディーショーやドキュメンタリが各ジャンルで10作品以上と並ぶ。
 映画コンテンツは、米国で9月18日にプレミア配信される、ローリングストーンのリードギターリスト、キースリチャード氏の半生をとらえたドキュメンタリ映画「Keith Richards: Under the Influence」が年内に、ブラッド・ピット主演、デイヴィッド・ミショッド監督のオリジナル映画「War Machine」など、Netflixの最新オリジナル作品が来年早々に提供される予定。

 米Netflixの日本法人であるNetflix社からの開始日時の発表に続き、日本における公式TwitterとFacebook、YouTubeチャンネルを開設した。8月4日には公式Youtubeチャンネルなどで、SFアクションアニメ「シドニアの騎士」とコラボレーションした“日本上陸記念”スペシャル動画を公開している。 シドニアの騎士は、日本のアニメで初めてNetflixの独占配信タイトルとして海外配信された作品である。

Netflixのようなリッチなコンテンツを揃えたVODサービスの広がりに拍車がかかりつつある。 5月には日本映画製作者連盟(映連)、外国映画輸入配給協会、洋画メジャー各社、在京民放5局などから29社が加盟した「ジャパン・コンテンツ・グループ」(JCG)が発足し、参画企業によるコンテンツホルダー直営型の映像配信サービス「ボノボ」を今秋にも開始する予定で準備が進められている。「ボノボ」の配信コンテンツは、新作映画、邦洋アニメーション、邦洋アーティストの映像コンテンツ、TV番組が揃えられる予定。視聴料金は参画企業ごとに1作品あたりの料金設定が異なる都度課金で、視聴デバイスはPCからスマートフォン、タブレットなどマルチデバイス/OS対応となっている。

シドニア&Netflix予告編: https://youtu.be/jswbeCROpzc
デアデビル予告編: https://youtu.be/ZCCEM1LhjNc
BoJack Houseman :https://youtu.be/QxIXxrUQKYw

「デアデビル」キービジュアル (c)Netflix. All Rights Reserved.

「デアデビル」キービジュアル (c)Netflix. All Rights Reserved.

#interbee2019

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