【After NAB 2014】オートデスク 4K対応の「Autodesk Flame Premium 2015」とエフェクトを強化した「Autodesk Smoke 2015」の最新情報を紹介

2014.5.19 UP

 オートデスクはAfter NABにおいて、今年4月に米ラスベガスで開催したNABの会期にあわせて発表した「Autodesk Flame Premium 2015」と「Autodesk Smoke 2015」の最新情報を紹介する。

 「Flame Premium 2015」は、ビジュアル エフェクト、エディトリアル、リアルタイム カラー グレーディングを組み合わせ、1つのパッケージにした、映像フィニシングツールセット。最新版の2015バージョンで、待望の4K対応を実現。アーキテクチャーを大幅に変更し、ネイティブで4KとウルトラHDの色空間管理や60pモニタリングを実現した。さらに、新たなクリエイティブツールの追加や、マルチGPU対応など大幅に機能を強化している。
 「リアクター」機能では、Z820にQuadro K6000などのGPUを追加することでレンダリングを2基目のGPUに振りバックグラウンド処理できる。また、エフェクトやバッチノードの動作を向上しサブスタンステクチャーを4Kに対応させた。
 新ツールである「3Dシェイプ」や、3Dジオメトリーで作ったオブジェクトを複製する「レプリカ」は、3Dが制作工程でより重要視されていることを反映した。

 Mac用プロフェッショナル ビデオ編集ソフトウェア「Autodesk Smoke 2015」も日本で初公開。エフェクト機能を強化した。新機能のTimeline FX、3Dトラッカーなどを紹介する。
 タイムラインFXを再設計し、アクション3Dコンポジティングに直接アクセスできる。3Dトラッカーはカットごとにオリジナルのカメラ動作と調整でき、これにより映像レイヤーや3Dオブジェクトをリアリスティックに追加できる。
 また「Final Cut Pro X」向けにXMLワークフローを強化。より多くのタイムラインおよびエフェクトのメタデータを保持でき、編集からエフェクトへの変換が効率化した。QuickTimeファイルを添付してSmokeシーケンスをXMLにエクスポートできる。
 新規の販売は、従来の永久ライセンスから一定期間利用できるライセンス「デスクトップサブスクリプション」に変更し、5月8日から提供を開始している。

■全米放送協会(NAB)公認イベントのAfter NAB Show
 世界最大の放送業界のイベント「NAB Show」の出展企業が集い、NAB Showにおける出展内容についてセミナーと製品展示を行う「After NAB Show」を、5月22日(木)と23日(金)の2日間、東京・秋葉原のUDXにて、また、5月27日(火)にグランフロント大阪を会場に開催いたします。
 4月7日から10日に米・ラスベガスで開催されたNAB Showの主催団体、NAB(National Association of Broadcasters)の公認イベントとして、NAB Showで出展した最新情報を一堂に集め、日本国内のユーザにご紹介いただく機会といたします。主催は、NAB日本代表事務所(映像新聞社)、一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会。

■業界のトレンドが見えるNAB Show
 NAB Showは、米国のみならず、世界市場を対象にした最新の放送・映像・音響機器が集まる展示会として、日本からも毎年多くの業界関係者が参加します。4月のNAB Showで発表・参考出展された製品はその後、9月に開催される欧州最大の放送機器展「IBC」(オランダ)を経て、本年は11月19日(水)から21日(金)まで、幕張メッセで開催される「Inter BEE 2014」で具体的な製品として市場投入されます。
 NAB Showで紹介される内容は、世界市場における放送・映像機器のトレンドを占う重要な情報ともいえます。

■日本開催ならではの情報が盛りだくさん
 今回のAfter NAB Showでは、そうした最新の傾向を象徴する製品が各社から紹介されるほか、日本市場へのリリースの時期や価格など、NAB Showでは明かされなかった日本開催ならではの情報も提供される予定です。さらに、放送・映像機器に詳しいジャーナリストらよるNAB Show報告なども実施し、NAB Showの最新動向を把握していただくことができます。
 今回、東京開催には40社(昨年23社)、大阪開催には27社の企業が参加を表明しております。
  Websiteにて、入場登録およびセッション聴講予約を受け付けます。
http://www.after-nab.jp

【The 2nd After NAB Show Tokyo 2014 開催概要】
■会  期:2014 年5 月22 日(木)・23 日(金)(2日間)
■開催時間:午前10時〜午後6時
■会  場:東京・秋葉原「UDX」 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1
  展示フロア:2 階「AKIBA_SQUARE」
  シアタープレゼン:4 階「UDX THEATER」
■入  場:無料(登録制)
■主  催:NAB 日本代表事務所(映像新聞社)
      一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会
■後  援:National Association of Broadcasters(NAB/全米放送協会)
■参加企業: 40社(4月30日現在/50音順)
アイティアクセス株式会社、株式会社アスク、アドビ システムズ株式会社、ATOMOS株式会社、アビッド テクノロジー株式会社、インテル株式会社、株式会社ヴィレッジアイランド、株式会社エーキューブ、株式会社エーディテクノ、EIZO株式会社、株式会社HGSTジャパン、オートデスク株式会社、株式会社オンリースタイル、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、共信コミュニケーションズ株式会社、株式会社サードウェーブデジノス、三信電気株式会社、Z3テクノロジージャパン株式会社、シーティーシー・エスピー株式会社、ジャパンマテリアル株式会社、スターコミュニケーションズ株式会社、西華デジタルイメージ株式会社、株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン、株式会社ディストーム、株式会社テクノハウス、株式会社Too、株式会社日立ソリューションズ、ビジュアル・グラフィックス株式会社、株式会社フォトロン、富士フイルム株式会社、ブラックマジックデザイン株式会社、平和精機工業株式会社、株式会社朋栄、映産業株式会社、三友株式会社、株式会社メディア・ソリューションズ、株式会社ユニテックス、株式会社RAID、レッドディジタルジャパン株式会社、ローランド株式会社

【The 1st After NAB Show Osaka 2014 開催概要】
■会  期:2014 年5 月27日(火)
■開催時間:午前10時〜午後6時
■会  場:グランフロント大阪 北館タワーB 10階 「Conference Rooms Tower B」
      展示フロア:Room B01、B05・B06・B07
      セミナールーム:Room B02
      〒530-0011 大阪市北区大深町3-1
■入  場:無料(登録制)
■主  催:NAB 日本代表事務所(映像新聞社)
      一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会
■後  援:National Association of Broadcasters(NAB/全米放送協会)
■参加企業:27社(4月30日現在/50音順)
株式会社アスク、アドビ システムズ株式会社、ATOMOS株式会社、アビッド テクノロジー株式会社、インテル株式会社、株式会社ヴィレッジアイランド、株式会社エーディテクノ、EIZO株式会社、株式会社HGSTジャパン、オートデスク株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、共信コミュニケーションズ株式会社、シーティーシー・エスピー株式会社、ジャパンマテリアル株式会社、西華デジタルイメージ株式会社、株式会社テクノハウス、株式会社ディストーム、株式会社Too、ビジュアル・グラフィックス株式会社、株式会社ビデオサービス、株式会社フォトロン、ブラックマジックデザイン株式会社、平和精機工業株式会社、株式会社朋栄、報映産業株式会社、レッドディジタルジャパン株式会社、ローランド株式会社

最新情報および詳細については、公式Websiteをご参照ください。
http://www.after-nab.jp
お問い合わせ
一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会 担当:石崎・小田・森
TEL:(03)6212-5231  FAX:(03)6212-5225  E-mail:contact2014@after-nab.jp

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