【Inter BEE 2012】リアルネットワークス　最新規格 MPEG-DASH を採用した Helix Universal Media Server の新バージョンを展示

　リアルネットワークスは、米国で発表された「Helix Universal Server」の最新版、Ver.15を出展した。複数のファイルフォーマットを1台のサーバーから複数のデバイスに配信できる。MPEG4ファイルフォーマットをサーバー上に配置して、パソコン,iOS、アンドロイドに１つのファイルで同じコンテンツを配信することができる。

　1回のエンコーディングで、PCやAndroid端末／iPhone／iPad向けに、同時に複数のストリーミングを配信することが可能なストリーミングサーバーソフトウェア。
　ライブ配信には、Apple HLS（HTTP Live Streaming）やFlashダイナミックストリーミング、Silverlight ストリーミング、Windows Media ストリーミングが可能。エンコーダーからのMPEG2-TS、RTMP、RTPによるIPインジェストにも対応する。さらに、最新バージョンの「Helix Universal Server」では、欧州でのニーズが高いことから、昨年11月に国際標準規格として策定されたストリーミング技術「MPEG-DASH」にも対応する。また、同社のエンコーディングソフトウェア「Helix Producer」は、ライブ配信とオンデマンド配信向けに、H.264、MP4、RealVideoをサポート。ネットワークからのMPEG2-TS、 RTSPによるIPインジェストが可能である。