【NEWS】オランダSuperSens社が ブラックマジックデザイン社製 Thunderbolt対応 変換/キャプチャー・再生装置 Teranex 2D processorを採用 フィルム修復等に活用

2013.1.19 UP

SuperSens社のフィルム修復データの例
Teranex 2D processor

Teranex 2D processor

 ブラックマジックデザインは1月11日、アムステルダムに拠点を置く、アーカイブとレストレーション(修復)業務を請け負うSuperSens社が、BlackmagicDesignの Teranex 2D processorを採用したと発表した。 8mm/16mmフィルムやアナログ・ビデオのデジタイズ、ノイズ・リダクション、映像のシャープニングなどに利用している。
 SuperSens社は、12年以上にわたりビデオ、フィルム、オーディオのデジタイズサービスをてがけている。現在、欧州全土に向けてサービスを拡大。オランダ・アムステルダム市の古文書館や、オランダ北東にあるフローニンゲン州の映像アーカイブ団体「フローニンゲン・オーディオ・ビジュアル・アーカイブ」などのアーカイブ化を担当している。
 Teranex 2DprocessorをSDIでテレシネ用スキャナーに接続し、TeranexのThuderboltポートから、Blackmagicの「MediaExpress」ソフトを介して、Mac miniに転送し、キャプチャーする。また、Thunderbolt対応のキャプチャー・再生デバイス「UltraStudio 3D」、「UltraStudio Express」も使用しているという。

 SuperSens社の設立者で、現オーナー兼マネージング・ディレクターの Jean-Pierre Sens氏は、導入の経緯などについて次のように話す。
 「購入の何年も前から、Teranexの技術には非常に興味がありました。Thuderbolt経由でのキャプチャー・再生機能の搭載と価格帯も手頃になったことは、Teranexを弊社のワークフローに取り入れる決断をするのに重要な要素でした」
 「Teranex 2D Processor の検証期間中、私たちは、Teranexの画質や豊富なフィルター、変換の種類にとても驚きました。また、Thunderbolt インターフェースを搭載しているため、コンピューター・ハードウェアにあまりコストをかけずに、その分をビデオ・ハードウェアへの投資に回すことができたのです。Teranex 2D Processor によって、仕事のクオリティが著しく向上したと言えるでしょう」

Teranex 2D processor

Teranex 2D processor

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