【Inter BEE 2014 TV】シグマシステムエンジニアリング 新たにデジタル化したインターカム・ボックス 4by4シリーズ「SS-3016」を出展 カスケード機能で8×8のマトリックスも可能に

2015.1.16 UP

シグマシステムエンジニアリングのブース

シグマシステムエンジニアリングのブース

■デジタル化で多彩な機能を搭載したインターカム・ボックスSS-3106
 シグマシステムエンジニアリングはInter BEE 2014のブースで、新製品の汎用インターカム・ボックス4by4「SS-3106」を中心に、ヘッドホンアンプ「SS404 MK-II」の後継機であるシングルマイクロフォンアンプ「SS-405」(愛称「M1」)や各種ミキサーを展示した。
 4by4は、連絡回線構築用の4チャンネル、4W形式、汎用インターカム・ボックス。従来の「4by4」はアナログであったが、今回のSS-3106はデジタル化し、マトリックスを構築している。本体内蔵スピーカー、マイクロフォンを使用したハンズフリー運用が可能で、ブルートゥースを採用。ヘッドセットを使用して、送受間のクロストークを抑えた同時通話運用など、いずれの形式にも対応する。オプションのカスケード機能により、8×8のコミュニケーションも可能だ。
 「SS-3106」について、シグマシステムエンジニアリング技術グループの大多和匡樹氏は「新製品は2015年の春に出荷予定。4ヶ所同時に音声のやりとりが可能で放送の精度の向上に貢献する。音声ミキサーシステムは現在もアナログのシステムを使っている企業も多く、新製品の投入でデジタル化の促進を図っていきたい。今回の展示会でも多くの来場者があった。関心は高く今後デジタル化は急ピッチに進んでいくのではないかと実感した」と話していた。

■ニッケル水素電池に対応したマイクアンプ「M1」
 シングルマイクロフォンアンプ「M1」(SS405)は、従来機の「SS404 MK-II」より形状が細くなっている。新たにモニターアウト端子を装備しており、音声チェックに便利。ニッケル水素電池にも対応。残量表示を正確に表示することで運用効率を向上している。新たな機能として、電源自動切替回路、モニター用ミニジャック、シグナルインディケータを追加した。
(※2014年11月19日〜21日、幕張メッセで開催したInter BEE 2014の出展内容のレポートです)

シグマシステムエンジニアリングのブース

シグマシステムエンジニアリングのブース

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube