【Pre InterBEE 2013】テクノネット 4Kリアルタイム出力対応スポーツコーダや64bit対応3D対応キャラジェネを参考展示 手書き対応のプロンプターも出展

2013.11.7 UP

3D対応スポーツコーダ「VFEX-R <HD-M1>」

3D対応スポーツコーダ「VFEX-R

タブレット型次世代プロンプター「TPS」

タブレット型次世代プロンプター「TPS」

 テクノネットは、4Kに対応したリアルタイム3Dグラフィックシステム「スポーツコーダ 4K」、スポーツ中継向け3D対応スポーツコーダ「VFEX-R」の後継機種64bit対応「VFEX-R 」を、Inter BEE 2013の自社ブース(ブース番号 5201)で参考出展する。また、手書きが可能なWindows8.1対応のタブレット型次世代プロンプター「TPS」を初出展する。(上写真は「スポーツコーダ 4K」での対戦表示画面例)

■ 4Kに対応したリアルタイム3Dグラフィックシステム「スポーツコーダ 4K」を参考出展
 同社は、4K映像フォーマット(3840×2160 59.94p)での Video/Key出力に対応したスポーツ向け放送用リアルタイム送出システム「スポーツコーダ 4K」を開発、InterBEE2013で発表する予定だ。「スポーツコーダ 4K」は、3G-SDI×4系統出力による4K/59.94pリアルタイム映像出力できるアストロデザインの4K対応フレームメモリボード「GG-167-4K」を使用し、4K/59.94pリアルタイム映像に3D CGアニメーション表示することができる。
 営業部部長の武笠麻子氏は、「4K映像に対して3G CGアニメーションをリアルタイムにかつスムーズに描画できることをアピールしたい」と説明した。また、同製品は「イベントや4K放送の実証実験などでのオペレータ付きでの展開を考えている(同氏)」という。


■ スポーツ中継向け3D対応スポーツコーダ「VFEX-R」の後継機種、64bit対応「VFEX-R 」を参考出展
 同社製品のハイビジョンの2D/3Dグラフィックス、3D CGアニメーション対応のキャラクタージェネレーター「VFEX-R」シリーズの後継機種として、Windows7 64bitに対応した「VFEX-R 」を発表する。ハードウェア仕様は、USB 3.0、大容量のSSDを2台搭載(1台は動画用)、出力はHD-SDIビデオとHD-SDI Keyの2系統、リファレンス信号1系統。販売は来年の夏頃を予定しているという。

■ 手書き可能なタブレット型次世代プロンプター「TPS」を発表
 また、同社はPDF化した原稿に付属のデジタイザーペンから手書きメモが記入できるソフトウェアとWindows8.1タブレットによる次世代プロンプター「タブレット・プロンプター・システム(TPS)」を発表する。Windows 8.1のユーザーインターフェース 「Modern UI」による、 グラフィカルで分かりやすい、直観的なインターフェースを実現している。なお、現時点で動作確認ができているタブレットは、「lenovo ThinkPad Tablet 2」と「Microsoft Surface Pro」の2機種。
 急な変更や大事なポイントは、デジタイザーペンを使い原稿画面に素早く手書きで記入でき、指先でページめくりが可能なため、「現在アナウンサーが利用している紙原稿のデジタル化に貢献できると考えている(同氏)」と説明した。

 このほか、VFEXのエントリーモデル「VFEX-ES(エス)」、クラウドサーバを利用したアンドロイドアプリ「ロードレース 情報モニタ」、ライブ動画クリップリアルタイム制作配信サービスのデモンストレーションなど、映像制作から動画配信までトータルソリューションを提案する予定だ。

【テクノネット】
所在地:〒164-0011 東京都中野区中央4-7-17
Inter BEE ブース:映像・放送関連機材部門 / ホール5 / 5201

【Pre InterBEE 2013】では、11月13日から15日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2013の出展企業の出展内容をお伝えしております。

3D対応スポーツコーダ「VFEX-R <HD-M1>」

3D対応スポーツコーダ「VFEX-R

タブレット型次世代プロンプター「TPS」

タブレット型次世代プロンプター「TPS」

#interbee2019

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