【InterBEE 2012】アドビ システムズ 「Adobe Creative Suite 6」による映像制作のデモを展示 映像制作ソリューションデモや「Adobe映像塾 特別編」も実施

2012.11.5 UP

NVIDIA Maximus環境を搭載したHP Z820
Adobe Creative Suite 6

Adobe Creative Suite 6

 アドビ システムズ(クロスメディア部門、#8517)は、デジタルメディア開発ツールの最新版「Adobe Creative Suite 6」(以下、CS6)および最新の映像制作環境がサブスクリプションベースで利用できる「Adobe Creative Cloud」を中心に、進化する放送業界に向けた最新映像制作ソリューションを展示する。

■マルチデバイス対応の映像制作が可能なCS6
 展示の目玉であるCS6は今年5月に発売された、グラフィックデザイン、動画編集、ウェブデザインなどの開発機能を統合した最新パッケージ。Windows 8をサポートしており、アップデートなしで利用できる。
 最新版ではAdobe Photoshop ExtendedとAdobe Illustratorのパフォーマンスが飛躍的に向上した。これにより、作業時間を大幅に短縮できるという。またAdobe DreamweaverはHTML5やCSS3をサポートする。Webサイト構築機能が強化されたことで、多種多様なデバイスやプラットフォーム向けの制作を効率的に行える。デザインしたモバイルアプリを、マーケットプレイスを通じてタブレットやスマートフォンに配信することも可能だ。
 CS6の提供とともに、オンラインサービスが利用可能なサブスクリプション制度をとった「Adobe Creative Cloud」も新設された。これはCS6の全デスクトップアプリケーションなどをダウンロードしてインストールできるほか、ファイル共有、コラボレーション、パブリッシングの各機能をオンラインサービスとして利用できる。料金は月額課金モデル。30日間の体験版も用意されている。

■パートナーとの協力で「映像制作ソリューション」を展示
 会場ではインテル、エヌビディア、日本ヒューレット・パッカードをはじめとするCS6対応製品を提供する各社の協力のもと、最新の4Kフォーマット制作、ファイルベース番組、送出サーバ連携までをメインステージとデモコーナーで紹介する。具体的には、NVIDIA Maximus環境を搭載したHP最新ワークステーション「HP Z820 Workstation」による映像制作のデモなどを予定している。
 9月に発表した協調制作サーバ製品「Adobe Anywhere for video」も国内初公開する。これはプロキシ不要で、ネットワーク帯域だけでなく編集端末の負荷も低減させる画期的な協調制作環境を実現するもの。ハーモニック社のセントラルサーバ「MediaGrid」と組み合わせた共有サーバによる追いかけ編集などをデモする。
 またブースでは「Adobe映像塾 特別編」と称したCS6ユーザによるトークショーを開催する。Red Digital Cinema社のテッド・シロヴィッツ氏をはじめ、期間中は日替わりでゲストを迎え、CS6の魅力や可能性について語ってもらう。
 Adobe Pro Video Resellerである共信コミュニケーションズ、クレッセント、Too、ビジュアル・グラフィックも出展するため、映像制作プロ向けソリューションの導入サポートについても詳しく知ることができる。隣接する販売パートナーのブースと連携することで、幅広いアドビ映像制作ソリューションを紹介する予定だ。

【InterBEE 2012】
Inter BEEは、国内外のトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、照明機器、IPTV、Mobile TV、クロスメディア、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する「音と映像と通信のプロフェッショナル展」です。クリエイティブ、メディアビジネスの最新動向を知る機会として、メディアに携わるあらゆる方々に関連した展示会です。
11月14日(水)〜16日(金) 幕張メッセで開催します(入場無料)。

Adobe Creative Suite 6

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#interbee2019

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