【NEWS】池上通信機 高精細・広視野角の放送用マルチフォーマットLCDモニタHLMシリーズの新機種「HLM-905WR」を発売 

2013.1.7 UP

「HLM-905WR」
「HLM-905WR」の背面

「HLM-905WR」の背面

 池上通信機は12月27日、放送用マルチフォーマットLCDモニタHLMシリーズの新機種「HLM-905WR」を発売した。液晶パネルには、IPS(In Plane Switching)を採用。 IPS方式は、視野角が広く色調変化・色度変移が少ない点が特徴で、同製品も高精細WXGA(1280×768)、広視野角(上下左右176°)、薄型・軽量・低消費電力化を実現している。ハーフラック4Uサイズで収納が可能。標準で3G-SDI(1080p/50/59.94/60)に対応。入力信号フォーマットはモニタ側で自動判別する。
 あらかじめキャプチャーした静止画と、現在入力している動画像の比較表示をするための、2画面表示機能に加えて、全画面比較表示機能を新たに搭載している。これは、キャプチャーした画像を全画面表示させ、動画像とスイッチもしくは自動で切替えて比較する機能。映像の色・輝度・ロケーションを即座に比較できる。キャプチャーした画像は、32 枚までUSBメモリに保存でき、USBメモリから必要な画像をHLM-905WRで表示可能。
 TSL UMDプロトコルV3.1 に対応した素材表示(英数字)及びTALLY表示が可能なIMD(In Monitor Display)表示機能を搭載している。
 各入力チャンネルの名称を、ASCII文字8文字以内で設定できる。これにより、入力チャンネルを切替えた時の信号の素材名の識別がしやすくなっている。
 販売開始時期は2013年2月。希望小売価格は294,000円(税抜:280,000円)。初年度販売台数2,000台を目指す。

【入出力端子】

 ○SDI信号:SD/HD/3G対応で入力2系統、出力1系統(選択した1出力)
 ○アナログコンポジット信号:入力1系統(ループスルー)
 ○音声信号:アナログオーディオ入力とエンベデッドオーディオ入力の切替式(アナログオーディオ出力、ヘッドフォン出力及びスピーカ出力を装備)



「HLM-905WR」の背面

「HLM-905WR」の背面

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