【Inter BEE 2013 TV】アイティアクセス 4K60P対応 HEVCアナライザーなどHEVC関連 4製品のほか、セカンドスクリーン・ソリューションなど海外最新製品を出展

2013.11.20 UP

 アイティアクセスは、次世代フォーマットであるHEVCコーデック関連および映像・音声品質検査ソリューションなど、HEVC製品4製品と、Civolution社のセカンドスクリーンソリューション「SyncNow 2nd Screen」を出展した。

 Interra Systems社のHEVCアナライザー「Vega」最新版は、高信頼の規格適合性検査から品質比較までグラフィカルに詳細解析ができるHEVC解析ソフト。ストリームが規格に準拠しているかを解析するツールで、エンコーダー/デコーダーの開発メーカーを対象にしている。

 Allegro DVT社の「Genova」は、HEVCのソフトエンコーダー。4Kエンコード対応のVOD、OTT/IPTV向けHEVCソフトウエアターンキーソリューションとして、会場では4K 60Pのエンコードのデモを実施した。

 VegaのHEVCテストストリーム、ALLEGRO検証ストリームは、チップメーカーの検証用として開発された。デコーダーの製品化の担保用。

 「HEVC Decoder HW IP」は、Main/Main10 Profile規格に完全準拠。省電力・小サイズながら60Hzで4K解像度のデコードに対応する。同社のHEVC Decoder IPコアはさまざまなSoCデバイスに実装できる。会場では、FPGA上でのデモを実施した。デコーダーチップ開発を進めるLSIメーカー向けの製品。


 アイティアクセスは、これらのHEVC関連製品のほか、デジタルコンテンツの自動QCツールの決定版「Baton」最新版のデモも行った。MPEG TSリアルタイムモニタリングソフトウエア「ORION」最新版デモでは、規格や品質問題の発生をいち早く把握できるヘッドエンド/ビデオサービスプロバイダー向けリアルタイムモニタリングを披露した。
 また、Civolution社のセカンドスクリーン・ソリューション「SyncNow 2nd Screen」は、音声電子透かしによるTVコンテンツ/映画などとのセカンドスクリーンを実現。スマートフォンやタブレットで音声を取得するだけで、簡単・瞬時・正確にコンテンツと連動できる。欧州を中心に続々採用されている。

#interbee2019

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