InterBEE REVIEW2016
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花盛りの4K・8K 映像制作機器 展示会場は4K・8K関連製品が花盛りといった様相で、2020年へ向けた4K・8Kコンテンツ制作を支える各種新製品が並んだ。カメラでは「EOS-C700」(キヤノン)、「HDC-4800」(ソニー)、「VARICAM LT」(パナソニック)、「UHK-430」(池上通信機)、「FT-ONE-LS」(朋栄)、「AH-4410A」(アストロデザイン)、「URSA Mini 4.6K」(ブラックマジックデザイン)、「LDX86N」(グラスバレー)などが出展され、高機能、高精細をアピールした。日立国際電気はハンディタイプの8Kカメラ「SK-UHD8060B」を出展。アストロデザインも新型の8Kカメラ「AH-4801B」を展示した。 また、編集関連でも、4K・8K対応を謳った製品が多数出展された。 ソニー、パナソニック、朋栄などの各社が4K・8K制作、IP化に対応したワークフローを提案した。 SAMからは8K/60p対応のカラーグレーディング&フィニッシングシステム「Quantel Rio 8K」が出展された。ブラックマジックデザインは、HD/U HDに対応する高品質のスタンダードコンバーター「Teranex AV」などを出展した。 アストロデザインは、8K SSDレコーダー「HR-7518」を核に8Kのワークフローを展示した。計測技術研究所は8Kレコーディングシステム「KRS-8K」を出展。AJAのレコーダー「Ki Pro Ultra」を4台同期運転させ、8K/59.94信号をProResコーデックで記録再生できる。 NTTグループは、自社開発のASICを搭載し4K 60pを含めたマルチフォーマット対応の小型リアルタイムHEVC 4K低遅延コーデックをデモした。07グロボグループ・エンタープライズ (TV Globo)スポーツテクノロジー・ディレクタージョセ・マヌエル・マリノ 氏日本放送協会 放送技術局報道技術センター 中継部(撮影)副部長東 嘉和 氏

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