InterBEE REVIEW2012 (JP)
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39Inter BEEはお客様との大切な接点■Inter BEEの役割について教えてほしい。 「春のNABと秋のInter BEEという二大サイクルで展示会を回している。特にInter BEEは国内最大の放送機器展であり、お客様との大切な接点と考えている。セールスで日々お客様と接する機会はあるが、いろいろな職種のお客様と同時に接することができる機会は少ない。その意味でも、Inter BEEの役割は大きい」■Inter BEEへの要望や期待はあるか。 「展示の内容や見せ方、ブースのレイアウトなど、他社の動向を見て勉強したいが、期間中はブースを離れられない。例えば、初日の開催前に1時間だけでも、関係者の見学時間のようなものを設けてもらえるとうれしい」 「開催時期ももう少し早めてもらえると助かる。というのも、お客様の予算の編成時期がInter BEEより早いところがあるからだ。会期が早まれば、展示内容を次年度予算の編成に活かすといったいい流れができるのではないだろうか」■ブースを訪れる人はどんなお客様が多いか。 「従来は放送局のお客様がほとんどだったが、ここ数年、映画・CM業界のお客様が増えてきた。お客様のニーズも変化し、機材について映画用/テレビ用といった違いをあまり意識しなくなってきている。高画質化への対応が進んだことが、その一因だろう。機材本来の性能やポテンシャルを重視する流れに変わってきている」 「PLレンズへのドライブユニット搭載も、映画用のレンズに放送用のレンズで利用されていた付属品が付加された形で、両者の融合が進みつつある表れだ。職種に関わらず、高画質化と使いやすさを求めるお客様が増えているので、そういうニーズを形にしていくことがメーカーとしての責務と考えている」

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