InterBEE REVIEW2012 (JP)
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37富士フイルム株式会社光学デバイス事業部営業部 第二営業グループテレビレンズ営業チーム保坂 浩之 氏 富士フイルムは2012年のNABで発表し好評を博したシネマカメラ用レンズ「ZK4.7×19」、Inter BEE 2012が初披露となる望遠タイプのシネマカメラ用レンズ「ZK3.5×85」など、注目の最新レンズ製品などを豊富に出展した。 ZK4.7×19は焦点距離19mmから90mmまで、一方のZK3.5×85は焦点距離85mmから300mmまで対応する高性能PLマウントレンズ。いずれも着脱可能な電動ドライブユニットを搭載する。これにより、ズームやフォーカスを電動で駆動させることが可能になり、運用フィールドの幅が広がった。 99倍ズームに対応した「XA99x8.4BE」も大きな目玉の1つだ。これは望遠832mmから世界最広角の8.4mmまで対応した“寄れて引ける”高倍率中継レンズ。メカニズムと制御回路を一新することで「光学式防振機構」の性能が向上し、映像撮影時の安定性がより高まった。 そのほか、3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W3」および3D&2D デジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V3」、デジタル映像撮影現場向けの色管理システム「IS-100」、圧縮時最大容量6.25TBを実現した第6世代のLTOテープなど映像制作・活用の幅を広げる多様な製品を数多く展示した。富士フイルム 光学デバイス事業部 テレビレンズ営業チームの保坂 浩之氏に来場者の反響、Inter BEEの位置づけなどを聞いた。性能と使いやすさを追求し映像機材のデジタル対応を加速

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