InterBEE REVIEW2012 (JP)
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35■来場者の反応はどうか。 「ファイルベースに関してはお客様の関心が年々高まっているのをひしひしと感じる。そのため、コンセプトベースではなく、今年は“すぐに使えるソリューション”としての展示にこだわった。お客様も具体的なイメージを持ちやすいようで、共感の声を多くいただいている」 「またカメラ製品を強化したことで、放送局のお客様だけでなく、映画やCM業界のお客様の来場が増えているのを感じる。今まで当社のブースに足を運ばれることが少なかった現場のカメラマンの方も多く来場されている」 「今年は例年に増して来場者が多い。『実際に使ってみたい、デモを見てみたい』など、そのあとにつながる具体的な要望も例年に比べて多いという印象だ。こうしたいい流れを具体的な商談へと発展させていきたい」Inter BEEはお客様の生の声を聞ける貴重な場■御社にとってInterBEEはどういう位置づけか。 「Inter BEEは国内で最も重要な展示会。映像業界にかかわるお客様に向けて、最新の製品群を数多く提案できる絶好の機会と考えている。お客様の生の声を直に聞けるのも大きなメリットだ。普段、お客様と接する機会の少ない開発者もスタッフとして参加しているので、現場の要望や改善点などがダイレクトに伝わる。それが開発作業にフィードバックされることで、より良い製品づくりが可能になる」■今後、Inter BEEに期待することはあるか。 「ここ数年、インターネットやソーシャルメディアを使った情報発信に積極的に取り組んでいるという印象がある。自分たちだけで情報発信していくのは限界があるので、この点は非常に感謝している。今後もこうした取り組みを継続してほしい。要望があるとすれば、海外へ向けての情報発信を強化し、海外のお客様のさらなる来場促進を図ってもらうとありがたい」

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