InterBEE REVIEW2012 (JP)
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34フル4K高速度カメラ「FT-ONE」を国内初出展■今回の中心となる展示を教えてほしい。 「次世代のファイルベースソリューションと、フル4K高速度カメラ『FT-ONE』が今回の展示の中心だ。ファイルベースソリューションについては2007年から提供を開始しており、お客様の声を反映し製品は年々進化を続けている。今年はその集大成と位置づけ、素材のインジェストから編集、送出、アーカイブまでを統合管理するファイルベースワークフローのメリットを強く打ち出した。」 「一方、FT-ONEはカメラ事業に対する当社の意気込みを示す注力製品といえる。新開発したフル4K解像度/高感度グローバルシャッター方式CMOSカラーセンサ『FT1-CMOS』を搭載し、フル4K解像度で秒間最大900コマまでのスーパースロー撮影を実現する。標準搭載される内部メモリへ、4Kフル解像度かつ900コマ/秒で最大9.4秒のRAWデータの記録も可能だ。スポーツやライブ中継における同時録再に対応する。また3G-SDI 4系統と、ビューファインダーなどに用いるHD出力を2系統装備する。ポスプロ作業に向けて、SSDカートリッジによるデータ取り出しが可能で、映画などの特殊撮影用途にも威力を発揮する。なお、FT-ONEはInter BEE 2012が国内初出展となる」ベースバンドからファイルベースへの移行に強い関心■展示の見せ方など工夫した点はあるか。 「ファイルベースソリューションはローカル放送局のファイルベース化を念頭に置き、ベースバンド主体のシステムからファイルベースへ移行することで『何が変わり、どんな管理手法が求められるか』といったことを具体的に提案する内容にした」 「FT-ONEに関してはグループ会社のエクサインターナショナルと協力し、デモ映像を制作。ブース内特設シアターで、カラーグレーディング処理を行った4Kスーパースロー映像を上映した」

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