InterBEE REVIEW2012 (JP)
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31はすでにクラウドを活用した提案も行っている。クラウドにつながることで、映像制作・活用のワークフローは劇的に変化する。ネットワーク機能を強化したAG-HPX600によるワイヤレス編集システムは、その布石となる物だ」高まりつつあるネットワーク配信のニーズ■来場者の反応はどうか。 「地デジ関連の投資が一回りしたこともあり、撮影機材に関する興味・関心が高まっている。特にネットワーク配信に興味を持っているお客様が多い。以前は放送局向けの展示が中心だったが、近年はローエンドソリューションの展示を増やしている。限られた予算の中で、いかに魅力的な映像サービスを実現するかが重要な課題になっているからだ」■今後の展示に向けた課題や改善点はあるか。 「4k対応カメラなどHDを超えるソリューションに対するニーズがある一方、映像制作の現場では作業の効率化やコストダウンを求めるニーズも高い。お客様の幅広いニーズに対応したラインナップ強化に、これまで以上に注力していくことが大切だろう」世界四大放送機器展の一つとして大きな役割■Inter BEEをどのように位置づけているか。 「Inter BEEは世界四大放送機器展の一つであり、日本で開催する最も大きな放送機器展。その意義は大きい。多くのお客様に最新製品や新たな提案・情報発信を行える絶好の機会と位置づけている。お客様の反応や声に直接触れられる点も大きなメリットだ」■今後、Inter BEEに期待することはあるか。 「海外、特にアジアのお客様の来場がもっと増えるといい。海外に向けて、積極的に情報発信し、来場促進につなげてもらいたい」

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