InterBEE REVIEW2012 (JP)
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14 日本で生まれた地上デジタルテレビ方式「ISDB-T」をベースにした放送方式は、現在、世界12ヶ国で採用されている。最初に採用したブラジル連邦共和国において、方式決定とブラジルによる拡張であるISDB-Tbの方式設計に重要な役割を果たしたのが、サンパウロ大学のマルセロ・ズッフォ教授だ。同教授は、次世代のデジタル放送技術のために両国間の研究者の交流を促進するべく「伯日DTV推進シンポジウム」を2010年から開催している。 ズッフォ教授にとって、Inter BEEへの参加は、訪日の際に最も楽しみにしているイベントである。今年も、関係者との打合せや講演をこなす中、精力的にフロアを歩く姿が見られた。4K・8Kに喝采「次世代の放送技術開発を日本と」Inter BEE Review 2012 Topics Guest Interview3

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