【Inter BEE 2018】INTER BEE IGNITION 今年のテーマは「ポストデジタルネイティブ、変革する空間と身体」

2018.8.27 UP

Inter BEE 展示会場内のINTER BEE IGNITIONエリア
今年はAR、VRに加え、さらに多くの新しいメディア表現を体験できる(写真は昨年のINTER BEE IGNITION)

今年はAR、VRに加え、さらに多くの新しいメディア表現を体験できる(写真は昨年のINTER BEE IGNITION)

最先端で活躍するクリエイターを迎え、間近で話を聞けるセッション

最先端で活躍するクリエイターを迎え、間近で話を聞けるセッション

内容盛りだくさんのセッション、催しの企画を進めるアドバイザリーボードの会議風景

内容盛りだくさんのセッション、催しの企画を進めるアドバイザリーボードの会議風景

アドバイザリーボードの主査を務めるHEART CATCH代表の西村真里子氏

アドバイザリーボードの主査を務めるHEART CATCH代表の西村真里子氏

 VR、ARやホログラム映像、ライブビューイング、ロボティクス、AI、IoT、パブリックビューイングなど、最新技術による新しい映像表現、映像エンターテインメントが一堂に集まるINTER BEE IGNITION。メディアとエンターテインメントの表現の未来を模索する挑戦的な催しとして、Inter BEEの特設エリアで今年も開催される(11月14日〜16日)。先日、INTER BEE IGNITIONのアドバイザリーボードのメンバーが集まり、登壇者を決める最後の調整会議を実施した。登壇者はほぼ決まりつつあるが、現在交渉中のものもあるので、具体的な顔ぶれは紹介できないが、IGNITIONならではの、クロスオーバーなテーマと企画のねらいについていち早くご紹介する。

■一大ムーブメントへの胎動を感じてもらえる今年のINTER BEE IGNITION
 INTER BEE IGNITIONは、11月14日から16日の3日間、Inter BEEの会期中、会場のオープンステージで開催されるセッションと展示で構成される。 大きな特徴は、Inter BEEの他の特別イベントと同様、毎年、その年の旬な顔ぶれが揃うという点だ。今年のテーマも新鮮で、しかも大きなムーブメントへの胎動が感じられる話題を先取りしたイベントになりそうだ。

 2016年のInter BEEで始まったINTER BEE IGNITIONは今年で3回目となる。今年は「ポストデジタルネイティブ、変革する空間と身体」と題して、デジタルネイティブの次世代のメディア表現について、第一線で活躍するクリエイターを招いた数々のセッションを計画している。

 INTER BEE IGNITIONアドバイザリーボードの主査を務めるHEART CATCH代表の西村真里子氏は、今年のIGNITIONのねらいと特徴を次のように説明する。
 「今年は新しい世代や、異分野の方にもInter BEEに来ていただきたいと考えている。そこでアドバイザリーメンバーも20代の編集者に加わってもらい、若い視点を取り込んだり、それぞれの道のプロに来てもらっている。おかげで、多様性にあふれた盛りだくさんの内容になると思う。一見するとIGNITIONを捉えにくいと感じるかもしれないが、まさにこういう状況が、メディアが分散化していく現実の状況ともいえるので、ぜひそういう状況を感じに来てもらいたい」(西村氏)

 江口靖二事務所代表の江口靖二氏は「IGNITIONは今回で3回目となり、より加速度を増している。いろいろな技術を使って、いろいろな映像表現ができるということをInter BEEが示す場がIGNITIONだと思う。それによって、日常の業務に新たな可能性を見いだすヒントにもなるし、また先端技術を駆使した映像に関心のある若い人たちにももっと参加してもらえる催しになってきた」(江口氏)

■YouTuberを招いてのセッションやドローンのパイオニアたちによるセッションも
 初日に計画しているセッションの一つが「ミレニアルズ マスなき分散時代のメディア」(仮題)だ。ミレニアルズ、ミレニアル世代といえば、80年代に生まれ、2000年以降に成人を迎えた世代を言う。ステージには、今注目のYoutuberの関係者を招いて、TV番組制作者からの問いかけに応えてもらおうというもの。

 ミレニアルズのセッションを企画したモメンタム・ホースの長谷川リョー氏は「私が20代と若い立場であることから、若い世代の人が関心を持つような企画を考えた」と企画のねらいを話す。「同時に、メディアの方から見てうまくバランスがとれるようなセッションができればと思っている。Youtuberのプロダクション経営者らを招いて、いわゆるインフルエンサーを使って何ができるのか、インフルエンサーをテレビとの連動でどう使えるかといったこともとりあげていきたい。既存のテレビ関係者にも自分ゴトととらえてセッションに参加していただけるようテレビ業界のクリエイタートップと考える日テレ土屋敏男氏にも登壇頂く予定だ」(長谷川氏)

 初日にはこのほか「グローバルに挑戦するクリエイター」(仮題)と題して、国境を越え、アジア圏で活躍するアーチストやその仕掛け人が登壇する。発案者のamplifier productions代表 市來孝人氏は「日本のアーチストに限らず、アジア圏で国境を越えて活躍するアーチストが増えている。日本とアジアの垣根を越えた活動の現状と、それを裏方として支える人たちを招いてライブエンターテインメントの可能性について考えていきたい」と話す。

 2日目には、ドローンの世界を切り開くパイオニア等を招き、マイクロドローンによる最新の映像表現やドローンレースなど、多彩なエンターテインメント情報が紹介される予定だ。

■世界で活躍する映像と光、音の演出家集団が登場
 3日目には、海外から世界で活躍する映像と光、音の演出家集団が登場する。彼らが実施してきたさまざまな実績と、日本において進行中の一大プロジェクトについて話を聞くことができそうだ。
 同企画の交渉担当者であり、CCN代表でプロデューサー/クリエイティブ・ディレクターの安藤嘉康氏は、IGNITIONのねらいについて「見る人が求めるものと、作り手・送り手が求めるものを掛け合わせていくという展開が今、世界中で起きている。IGNITIONとは、それを発火点としようという思いから命名された。昔のテレビとは違い、その人の生活にあったデバイスで楽しめ、ときには自分が送り手になることもあるというボーダーレスな状況の中で、楽しく、新しいものを体験できる場がIGNITION。今年は、海外の最先端の事例が紹介できる予定」と話す。

■VRの「新しい現実感」を音で演出
 3日目にはまた「サウンド×VR〜音から立ち上がるリアリティ」(仮題)というテーマによるセッションも予定されている。
 このセッションを企画したArt Science Media Bound Baw編集長の塚田有那氏はセッションのねらいについてこう話す。「映像技術がどんどん進化していく中で、音はどういう着眼点、世界観をもってつくるかが重要。単に現実を再現するというだけが臨場感ではなく、内側から立ち上がってくるような新しい現実感というものもあるのではないか。そうした試みにより、ファンタジーや異次元の世界を見せていくことを身体感覚全体でもっとできるようになってくるのではないか。映像と音は表裏一体。演出するという点で、再現するということ以上のものがあるはず」(塚田氏)

■9月27日(木)に事前聴講予約が開始
 9月27日(木)には全容が確定し、発表されることになる。セッションはすべて事前申込が必要となるので、必ず事前登録・事前申込をしていただきたい。

【開催概要】
■名称 
(第54回)2018年国際放送機器展
International Broadcast Equipment Exhibition 2018
(略称:Inter BEE 2018)
■会期
 11月14日(水)10:00~17:30
 11月15日(木)10:00~17:30
 11月16日(金)10:00~17:00
■会場
 幕張メッセ
■入場
 無料(全来場者登録入場制)
■後援
 総務省
 経済産業省
 NHK
 一般社団法人日本民間放送連盟(JBA)
 一般社団法人電波産業会(ARIB)
 一般財団法人デジタルコンテンツ協会
 一般社団法人放送サービス高度化推進協会 
■主催
 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)
■運営
 一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会(JESA)

今年はAR、VRに加え、さらに多くの新しいメディア表現を体験できる(写真は昨年のINTER BEE IGNITION)

今年はAR、VRに加え、さらに多くの新しいメディア表現を体験できる(写真は昨年のINTER BEE IGNITION)

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内容盛りだくさんのセッション、催しの企画を進めるアドバイザリーボードの会議風景

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