【Inter BEE 2018】INTER BEE CONNECTED コンテンツ産業の牽引役「放送」の今後を考える重要課題が盛りだくさん

2018.8.22 UP

盛況だった昨年のINTER BEE CONNECTED会場
毎年人気の「地上波キー局の動画配信」

毎年人気の「地上波キー局の動画配信」

会場周辺に配置される関係会社のブースも人気だ

会場周辺に配置される関係会社のブースも人気だ

今年も内容の濃いセッションを練るアドバイザリーボードの会議

今年も内容の濃いセッションを練るアドバイザリーボードの会議

5年にわたりリーダーシップを発揮してきたボードメンバー主査の塚本幹夫氏

5年にわたりリーダーシップを発揮してきたボードメンバー主査の塚本幹夫氏

 ICTとメディア環境が日々進化する中、テレビ放送をはじめとしたメディアコミュニケーションの新たなサービス、ビジネスが模索されている。その最前線で活躍する当事者を招き、白熱したセッションが繰り広げられるINTER BEE CONNECTED。2014年の1回目から5回目を数える今年も3日間にわたる充実したセッションが計画されている。

■放送局の多彩な情報発信や海外ビジネス、Society 5.0など、最新テーマが目白押し 
 キー局の動画配信、視聴データ・視聴ログなど、これまでにも大変注目を集めたセッションに加え、放送局のオウンドメディア、コンテンツの海外展開、Society5.0、ショート動画といった新しいテーマが取り上げられる。
 ショート動画は、放送局がスマホやネット動画などSNS向けに短尺のオリジナルコンテンツを発信している最新状況を紹介する。過去の資産や放送局ならではの高度な制作能力を用いて発信するねらいやビジネスモデルなど、放送局として今後どのような可能性があるかを探る。

 オウンドメディアは、放送局の新しいメディアの動きの一つとして、放送局がネットで展開する映像や読みものによる情報発信など、多彩なコンテンツ展開を紹介する。
 コンテンツの海外展開は、番組フォーマット販売などを含め、放送局におけるコンテンツの海外ビジネスの最前線で活躍する担当者が登壇する。
 Society 5.0とは、サイバー空間と実世界の高度な連携によって、経済の発展や社会の課題解決を測ろうとするもの。今回のCONNECTEDでは、サイバー空間と実世界の両方に密接に結びつく放送がどのようにSociety 5.0として機能しているか、その実例を紹介し、近未来の放送の役割について考える。
  
■ドリンク片手に参加者と意見交換する新企画「after hours」
 さらに、「after hours」と題して、一般の展示スケジュール後、ドリンクを提供しながら「テレビの未来」について語り合うという催しも企画されている。テレビの将来をどのように考えるか、会場を巻き込んでの意見交換が期待される。
 また、これまでの人気セッションも、「脱ラジオ」、「街興し×ローカルコンテンツ」など、新しい切り口で最前線の話題を取り上げる。

■CONNECTEDを支えるボードメンバー 主査 塚本氏
 毎年、INTER BEE CONNECTEDで、こうした最新の話題を現場の当事者に語ってもらうことができるのは、アドバイザリーボードと呼ばれる委員会のメンバーの情報力とネットワークによるところが大きい。年初から活発な討議が繰り返され、テーマや課題、登壇者の候補への直接交渉など、多くの作業を経て11月の開催に至る。
 8月のお盆直前のミーティングで、上記のような最終テーマまでほぼ決まりつつある状況になり、これから各ボードメンバーが担当セッションへの交渉に入る。

 ボードメンバーとして5年間、INTER BEE CONNECTEDを支え、メンバーを牽引してきたボードメンバー主査の塚本幹夫氏は、長年、フジテレビでテレビ局のメディア戦略を担当し、放送法などテレビ関係の制度や、デジタル化による放送の高度化、通信の連携といったテーマに取り組んできた。さらに、放送局におけるモバイルコンテンツ事業や番組のネット配信など、ネットビジネスの開拓も手掛けてきた。2016年に独立し、株式会社ワイズ・メディアを設立。メディアストラテジストとして、さまざまなシーンで放送業界のデジタルメディア展開に関するアドバイスや講演、取材・執筆活動を展開している。また今年6月、スマホアプリ解析などを手掛けるITベンチャー企業であるフラー株式会社の常勤監査役に就任した。
 8月に開催したボードメンバー会議の後、塚本氏にCONNECTEDの意義や今後のデジタルメディアの方向性などについて聞いた。

ーーCONNECTEDのねらいとはどのようなものでしょうか。
 「いわゆる放送機器展として、主に技術系の放送局社員やプロダクションスタッフに注目されてきたInter BEEに、“放送と通信の融合”を念頭に置いたサービスやビジネスにフォーカスすることで、新たな客層を開拓するとともに、放送や配信に紐づいたIT業界の展示を拡充させたいと考えました」

ーーこれまでの5年の成果についてどのように感じられていますか。
 「米NAB SHOWがそうであるように、Inter BEE自体が放送機器展から“コンテンツビジネス&サービス展”に変貌してきました。表現方法や通信手段、デバイスも変化を遂げる中、放送局を中心としたコンテンツ産業の実績やトライアルを紹介することで、新たなジャンルを確立できたのではないかと自負しています」

ーー現在のデジタルメディアの状況の中で放送局は何が重要でしょうか。
 「日本においては、放送局が最大のスタジオであり、コンテンツ産業の基幹となっています。放送業界のパワーを維持しながら、新たなテクノロジーにチャレンジすることで、日本のコンテンツ産業全体を牽引することが放送に求められていると思います」


■9月27日(木)に全容発表 セッションが事前登録制に
 INTER BEE CONNECTEDのテーマや日程、登壇者など、9月27日には全容が確定し、発表されることになる。なお、今年からオープンスペースの特別イベントにおいても、セッションはすべて事前申込が必要となるので、必ず事前登録・事前申込をしていただきたい。事前登録開始も9月27日(木)スタートとなる。

◆Inter BEE 2018 開催概要◆
■会期:2018年11月14日(水)~11月16日(金)〔3日間〕
■展示時間:11月15日(水)・16日(木)10:00-17:30/17日(金)10:00-17:00
■会場:幕張メッセ(展示ホール1~8、イベントホール、国際会議場)千葉市美浜区中瀬2-1
■入場:無料(登録制)
■主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
■後援:総務省、経済産業省(建制順)
NHK、一般社団法人日本民間放送連盟(JBA)、一般社団法人電波産業会(ARIB)、一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)、一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)(以上予定、順不同)
■運営:一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会(JESA)


 
  

毎年人気の「地上波キー局の動画配信」

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会場周辺に配置される関係会社のブースも人気だ

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今年も内容の濃いセッションを練るアドバイザリーボードの会議

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5年にわたりリーダーシップを発揮してきたボードメンバー主査の塚本幹夫氏

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