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2018.7.12 UP

【NEWS】九州放送機器展2018 開催 YouTuber トークショー、小型スピーカー視聴会など新企画展示も多数

会場奥にある恒例の撮影用イベントステージ
会場奥にある恒例の撮影用イベントステージ
若い層に人気のYouTuberトークショーコーナー
若い層に人気のYouTuberトークショーコーナー
有名ブランド11機種の小型スピーカーを集めた視聴会会場
有名ブランド11機種の小型スピーカーを集めた視聴会会場
出口付近にはマイクやヘッドフォンの特設展示スペースが設けられた
出口付近にはマイクやヘッドフォンの特設展示スペースが設けられた

 一般社団法人 日本ポストプロダクション協会九州支部が主催する、九州放送機器展2018が7月5、6日の2日間、福岡の福岡国際センターで開催された。
 毎年この時期に開催される九州放送機器展(QBE)は、4月のNABなどで発表された新製品の実機をいち早く日本国内で見ることができる場所、そして各業界団体の支援による、後進を育てるセミナーなどが多く設けられているとして業界でも注目される展示会。
 ソニー、パナソニック、キヤノン、池上通信機、富士フイルムなどのメジャーメーカーから、地元協力企業、専門学校などのブースを含め、1階部分に100コマ、2回の回廊部分に29コマの計129の出展社が参加した。

■カラーリストによるセミナーや4K8Kの制作ワークフローなど充実のセミナー
 今年の主催者セミナーでは、カラーリストによるグレーディングクリエイティブセミナーや、今年12月に始まる8K放送に向けた「4K8K放送に向けて、いま我々が考えておくべきこと」「8Kコンテンツのあり方についての研究と映像制作ワークフロー」「8Kテクネクリエーターとの映像制作」など8Kコンテンツ制作などをテーマにした内容が目立った。その他1階部分の4つの出展社セミナーコーナーでは、各社の新製品、新システムのプレゼンや解説セミナーが開催。

■レスパスビジョン 代表取締役 鈴木氏が講演
 さらにこのQBEの特徴でもある【映画制作トークショー】では、6日午後に「ポストプロダクションが挑む映画製作とその先にある世界」と称して、レスパスビジョン株式会社代表取締役の鈴木仁行氏が登壇。ミュージックビデオからテレビコマーシャル、映画、ドラマなど幅広いジャンルを手掛けるポストプロダクション“レスパスビジョン”が、ある日突然、映画「HK/変態仮面」を製作することになった。ポストプロダクションが映画製作をすることで、最適なワークフローの構築や技術革新への取り組みにより、その後、是枝裕和監督の「海街diary」や「三度目の殺人」「銀魂」など、大作映画のクオリティアップに貢献できた実例が紹介された。

■サウンド機器出展コーナーを新設
 今年は、ホール内の各メーカーの展示に加えて、出口手前のセミナー会場をスピーカー、ヘッドフォン、マイクロフォンなどのサウンド機器の出展コーナーとして開放。室内は小型スピーカー視聴会会場として設置され、BOSE/S1 Pro、PMC/result6、YAMAHA/DZR12、JBL/EON ONE PRなど有名ブランド各社のスピーカー11機種を一堂に集めて聞き比べができる視聴会が開催された。室外入り口にはマイクロフォンとヘッドフォンの展示コーナーを設置、こちらもマイクロフォン15機種、ヘッドフォンも有名7ブランド16製品が展示されていた。

■YouTuberによるミニセミナーコーナーも開設
 ユニークだったのは、2階正面に設けられたYouTuberトークショーのミニセミナーコーナー。人気YouTuberが登壇して、実際にYouTubeで配信しながらのトークショーを行うもの。再生回数が全てではない、YouTuberって儲かるの?といったキーワードも掲げられ様々なノウハウなども紹介されるなど、YouTuberを志す若い層を中心に人気を集めていた。
 
 昨年に続き今年も九州地方が豪雨に見舞われるという天候不順により、特に地元放送局関係者などが災害報道などに追われたため、このところ登録来場者も減少している同会だが、その中でも今年は2日間の合計で2,278名(QBE実行委員会発表)の来場者が訪れた。
 

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