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2015.11.7 UP

【Inter BEE 2015】スカパーJSAT 4K HDRの衛星生中継を実施 既存テレビと互換性を持つHLG方式で伝送 ソニー、東芝など各社ブースで4K HDR映像をデモ

Inter BEE 2015で4K HDRの衛星生中継を見ることができる
Inter BEE 2015で4K HDRの衛星生中継を見ることができる
BBCが7月にHLG方式を取り入れたHDRライブプロダクションの実地検証を行った際に組み込んだシステム
BBCが7月にHLG方式を取り入れたHDRライブプロダクションの実地検証を行った際に組み込んだシステム

 スカパーJSATは、11月18日(水)から20日(金)までの3日間、幕張メッセで開催されるInter BEEにあわせ、ハイダイナミックレンジ(HDR)4K映像の伝送を実施する。スカパーJSATが用意したHDR映像に加え、スカパー東京メディアセンター(TMC)スタジオからの生中継も実施する。受信はInter BEE会場の協力先メーカーの出展ブースに設置されるHDR対応ディスプレーでデモをする。
 既存の4Kチャンネル用の設備を利用し、通信衛星JCSAT-3A (東経128度)に向けてアップリンクし、Inter BEEの会場で受信。ソニー(ホール4 /4414)、東芝(ホール3 /3214)、アストロデザイン(ホール3 /3406)、共信コミュニケーションズ(ホール4 /4201)のほか、同実験に携わる機材メーカー、販売代理店の各社ブースに配信する。
 ARIBで標準化されたHybrid Log-gamma(HLG)規格を用いた初の試み。2016年のBS衛星による4K放送実験へ向けた実験的なデモだ。HLGは、NHKとBBCが開発しているHDR方式で、従来のテレビジョン方式と互換性がある点が特徴。下方互換性を持つため、従来のSDRディスプレーにも自然な色合いで表示できる。HDR非対応ディスプレーと対応ディスプレーが混在する視聴者側の環境での4K放送に適した規格として、今後の4K放送で主流となると注目される。ポストプロでHDR処理できる映画と異なり、ライブ放送に適した方式といえる。Ultra Blu ray対応の「HDR10方式」とは異なる。

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