【NEWS】第一回 熱海国際映画祭 世界から1500本の優秀作品が参加 VR、ニュージェネレーション部門など新基軸も

2018.7.5 UP

都心に近い風光明媚な観光地、熱海で行われた映画祭

都心に近い風光明媚な観光地、熱海で行われた映画祭

世界各国から集まった映画祭ディレクターによる映画祭サミット

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行定勲監督(中央)など映画界の著名人も集まった

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日本のインディペンデント映画を考えるパネルディスカッション

日本のインディペンデント映画を考えるパネルディスカッション

 6月28日から7月1日の4日間、静岡県熱海市で、第一回 熱海国際映画祭(The Mt.FUJI-ATAMAI FILM & VR FESTIVAL)が開催された。この映画祭は熱海市と民間企業(イオンエンターテインメント株式会社、全日空商事株式会社、株式会社スカパー・ブロードキャスティング、株式会社フォーカス)からなる熱海国際映画祭実行委員会が運営。また協賛には、地元の静岡銀行をはじめ、全日本空輸株式会社、三島信用金庫などが参加。さらには釜山、EUC、上海、レインダンス、シンガポールなど世界の国際映画祭とも提携した本格的な映画祭として期待を集めた。
 さらに後援として、日本映画製作者協会、株式会社マジオネット熱海、テレビ静岡、広報協力にポリゴンマジック株式会社、またVR分門なども設けられ、協力には株式会社クレッセントが参加している。

■国際色豊かな応募作品 審査員の顔ぶれも国際的
 国際審査部門では、89カ国から1508本の非常に質の高い作品応募が多数あり、審査員には映画プロデューサーの岡田裕氏をはじめ、映画監督でEUCヨーロッパ国際映画祭代表のスコット・ヒラー氏、映画監督の行定勲氏、韓国の映画監督ホ・ジノ氏、女優で映画プロデューサー/監督も務める杉野希妃さんなどが審査にあたった。

■英台合作映画「The Receptionist」がグランプリ受賞
 7月1日の授賞式では、英国と台湾の合作映画「The Receptionist」(Jenny Lu監督)がグランプリ(賞金100万円)に選ばれた。また、特別賞には、いま現在も裁判の真偽が話題となっている「袴田事件」の袴田巌さんを取り扱った、48年間の投獄生活と彼の現在の心情などを描いたドキュメンタリー作品『48years-沈黙の独裁者』が選ばれた。VR部門も設けられ、最優秀作品賞には台湾作品の「The Train Hamasen」(Kuan Yuan Lai監督)が選ばれた。
 
■華やかなオープニング、トークショーやパネルディスカッションも開催
 28日のオープニングセレモニーでも、コロッケ、加藤雅也、パク・シフ、飯島直子、宮地真緒、板野友美などのゲストが参加。会期中には映画上映の他に映画音楽のコンサートやトークショー、またトークイベント「日本のインディペンデント映画の現状」や、自ら映画祭のディレクターを務める行定勲監督(くまもと復興映画祭)、本広克行監督(さぬき映画祭)など世界の映画祭主催者を集めたパネルディスカッション「映画祭サミット-映画祭の意義を考える-」など多くのイベントが行われた。

■「カメラを止めるな」など話題作が多数上映
 招待作品上映では、久本雅美、板野友美主演の「イマジネーションゲーム」(畑秦介監督)、宮本真緒主演の「夜明けまで離さない」(森岡利行監督)をはじめ5作品が上映。企画作品部門では、話題の15作品が集められ、世界の映画祭でその作風が話題となり、6月から日本国内でも劇場公開後も連日満席状態が続く、上田慎一郎監督の「カメラを止めるな」や、新進気鋭監督として注目の岩切一空監督「聖なるもの」などの注目作品が上映された。
 
■質の高い作品群、若手の育成を目指す催しに期待
 熱海市には現在、通常営業している映画館は存在しないが、多くのホテル施設や演舞場、商工会議所などの施設を利用して映画上映が行われた。初回開催の準備不足などで現場での不手際や入場者数が予定を下回ったものの、世界から非常に質の高い作品群が集められ、また若手映画作家の育成を目的とした多くのイベント内容なども好感が持たれ、次年度以降の開催に多くの期待が寄せられた。

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世界各国から集まった映画祭ディレクターによる映画祭サミット

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行定勲監督(中央)など映画界の著名人も集まった

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