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2018.6.8 UP

【NEWS】infoComm 2018がラスベガスで開催 注目はAR、VR技術とAIとの連動

SONYのCristal LEDとBVM-X300によるカラーマネジメントのデモ
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エアで膨張させる最大高さ約6mの巨大な上映スクリーンEPIC OUTDOOR CINEMA
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Dolby Voice は新しいホームエンターテインメント
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セミナー会場ではAR、VR関係など先端演出をテーマにしたトークショー等が開催
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 オーディオヴィジュアル・コミュニケーション市場向け技術製品の総合展示会、infocomm 2018(iC18)が、今年は米ネバダ州ラスベガスで開催。展示会は6日〜8日の3日間、カンファレンスは2日〜8日の期間で行われた。

■活況のスポーツイベントを反映して出展多数
 infoCommは、ディスプレイ&サイネージ、プロジェクションなどのアウトプット系技術を中心とした製品群と、ステージ音響&照明、映像演出などいわゆるイベントやエンターテインメントアトラクションにおける映像表示、音響機材系を合わせた総合展示会となっている。開催は毎年だが、東海岸のフロリダ州オーランドと、このラスベガスを毎年交互に行うというユニークな開催方式を取っている。

 会場は4月に行われている映像放送機器展 NAB SHOWと同じラスベガスコンベンションセンター(LVCC)。センターとノースの2つのホールを全面使用しており、展示会自体の規模はNABの1/3程度といった感じだが、スポーツイベントなどで競技場の建設が世界規模で活況だったり、各種エンターテインメント事業分野も活況なのか、展示会初日からかなりの賑わいを見せていた。iC18の参加者のうち7、8割がエンタメ系演出のシステムを構築する、いわゆるSE(システムエンジニア)やSI(システムインテグレーター)などのようで、IT系技術者もしくはイベント関係などのコーディネーター、テクニカルスタッフやプロデューサーなどが多くを占めるため、商談も多く行われているようだ。あくまでそうした技術関係と決済者向けのイベントで、より専門的な勉強会やセミナーなども数多く開催されている。

 会場には約1000のブースがあり、日本企業の参加も多い。ソニー、パナソニック、キヤノン、エプソン、NEC、日立、三菱電機、ローランドなどもブース出展している。ただ一番大きなブースを構えているのは、トップスポンサーのサムソン、LGなどの韓国ディスプレイ企業とCristieやBARCOといったプロジェクター関係が大きなブースを構えていた。ブラックマジックデザインも戦略的スポンサーとして、この市場を見据えており、大きなブースを構えていた。

■AR、VR、Aiを用いた演出技術などに高い関心
 ラスベガスで開催されることもあり、会期中にはラスベガスで行われているショーの実際のショーで使用されている演出見学のテクニカルツアーも行われており、今年はミラージュホテルで行われているシルク・ドゥ・ソレイユのビートルズをテーマにした「LOVE」と、昨年そのシルク・ドゥ・ソレイユに買収された「ブルーマングループ」(ルクソールで上演)のツアーが組まれていた。

 今年の内容としては、やはりこの分野でもAR、VRへの関心が高く、ノース会場のセンターに設けられたセミナーでは、初日からVR、AR関係のセミナーに多くの来場者が聴講するなど、その関心度合いも高い。そのため各種カンファレンスも1週間の長期間行われている。
 もちろんQLEDディスプレイやレーザー光源の最新プロジェクター、AIを使った演出技術など、最先端の映像演出技術も多数展示があり、エンタメ系の先見視察としては見る価値の多い内容となっていた。

 来年は、フロリダ州オーランドで、6月12−14日(展示会)で開催予定。

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