Creation

2017.11.13 UP

【Inter BEE 2017】オンテック、マルチファイルプレーヤー「KAMELEON」にポン出し利用が可能な新機能を追加して展示、スマホ撮影関連製品も充実

ポン出し機能を加えて利用範囲を放送の現場だけでなく多くのイベントなどへ拡大した「KAMELEON」
ポン出し機能を加えて利用範囲を放送の現場だけでなく多くのイベントなどへ拡大した「KAMELEON」
マルチファイルプレーヤー「KAMELEON MFP-330」
マルチファイルプレーヤー「KAMELEON MFP-330」
AIBIRD社のスマホ用ジンバル「UoPLAY2/2S」(右)と、Saramonic社のスマホ用オーディオミキサー「Sm
AIBIRD社のスマホ用ジンバル「UoPLAY2/2S」(右)と、Saramonic社のスマホ用オーディオミキサー「Sm

 オンテックは、11月15日から17日まで幕張メッセで開催するInter BEE 2017に出展し、ファイルプレーヤーやビデオディスクレコーダーを中心とした同社の放送機器や関連製品の最新ラインアップを紹介する。マルチファイルプレーヤー「KAMELEON MFP-330」に加えられたの最新機能のほか、スマートフォンで現場から動画・音声を中継する際に活用できる関連機器なども展示する。
(Inter BEE 2017は入場無料。下記サイトで事前登録を受け付け中)

■KAMELEONに“ポン出し”に対応する新機能を搭載
 オンテックがInter BEE 2017でメインとして推す製品は、前回までに引き続き「KAMELEON」である。KAMELEONは、民生用の多様な動画、静止画のファイルを読み込んで、放送で利用できるHD-SDI / HDMIのビデオ形式に変換して出力する装置。事件や事故の現場などで一般の人がスマートフォンなどで撮影した動画や静止画を、放送素材として速やかに取り込む用途で放送局を中心とした利用が広がる。
今回のInter BEEでは、最新のアップデートでKAMELEONに追加された機能を中心にデモを行う。それらはユーザーの要望に応えた機能で、特にポン出し機能は24枚のサムネイル表示を行い、ダイレクトな選択による再生画像の切り替えを可能にしたもの。動画ファイルを24枚のサムネイルから選択するだけで再生が可能になり、いわゆる「ポン出し」的な利用法に対応する。
オンテック ビデオコミュニケーション事業ユニット 営業技術部の大川 修氏は「サムネイルの選択は、本体のボタンで選択する従来方式に加えて、24キーの専用コントローラーや、JogShuttleコントローラー(ShuttlePro2)にも対応しました。また、Wi-Fiで接続したiPadなどのタブレットを使えば、本体で1つの動画を再生中であっても、24枚のサムネイルを同時に確認してタブレットのタッチ操作で容易に次の再生映像を選択できるようになりました」と、“ポン出し”用途の新機能の使い勝手にも力を入れたことをアピールする。
このほかにも、ジャンプ機能を新たに搭載。5秒、10秒といった時間単位のジャンプをワンボタンでできるほか、動画ファイルの尺に対して10%、20%といったパーセント単位でのジャンプもサポートした。再生可能なファイル形式としては、新しくTALGAファイル(.tga)の静止画に対応した。これらの新機能は、既存のKAMELEONユーザーに対してもアップデートで対応する。

■「スマホで撮影」を手軽で高品質に、ビデオディスクレコーダーは4K対応を検討
Inter BEE 2017のオンテックブースでは、KAMELEON以外の製品ラインアップも紹介する。今回の展示の1つの特徴は、スマートフォンによる撮影に対応する関連機器を揃えたところ。その1つが、AIBIRD社のスマートフォン向け3軸カメラスタビライザーの「UoPLAY2/2S」である。いわゆる“ジンバル”製品であり、スマートフォンやGoProを取り付けてスムーズな映像撮影を可能にする。
もう1つがスマートフォン用のオーディオミキサーであるSaramonic社の「SmartMixer」。「スマートフォンでは4Kの高精細動画が撮影できるようになりましたが、本体のマイクで収録した音声は鮮明ではありません。SmartMixerならば、インタビューの音声をガンマイクで、周囲の音声を本体にプラグイン装着できるマイクで拾うことで、鮮明で自然な音声を収録できます」(大川氏)。UoPLAYとSmartMixerのセットでの販売も行い、インターネットTVなどでの簡易中継の用途に応える。
 さらに、好評の「HDMI Ver.2.0 アクティブ光ケーブル」も出展する。同社が業界初という抜けにくいロックタイプコネクターを採用したHDMI長尺光ケーブルで、最長150mまでHDMIによる伝送が可能になる。大川氏は「飛行するドローンに装着したカメラの撮影データを有線でリアルタイムに伝送することもできます」と語る。
 同社のKAMELEONと並ぶ主力製品であるビデオディスクレコーダー「VDRH-4000P」もブースに展示し、使い勝手を確認できる。さらに、同シリーズの製品として、4Kに対応する「VDR4-EX1(仮)」の製品化についても検討しており、ポスター展示で新機種の概要を紹介する予定だ。


(株)オンテック
本社住所
〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3-20-27
URL
http://www.ontec.co.jp/
出展部門 /ホール / 小間番号
映像制作/放送関連機材部門 /ホール2 /2405

関連URL
  • このエントリーをはてなブックマークに追加