【InterBEE2009】民放連技術報告会「特別企画」 ”IT技術やサーバーと上手に付き合う方法”(第1部)報告

2009.11.19 UP

特別企画は、立ち見が出る盛況さだった
コーディネータは、フジテレビジョンの関祥行氏が務めた

コーディネータは、フジテレビジョンの関祥行氏が務めた

<<放送局の担当者とメーカーが参加 「放送とITの文化の違い」が浮き彫りに>>

 11月19日午後1時30分より、国際会議場3階にて民放連技術報告会特別企画「IT技術やサーバーと上手に付き合う方法」が開催された。第1部は、放送局の技術担当者からの状況報告、第2部はメーカーからの報告、そして第3部は両者をあわせてのディスカッションとなった。

 第1部は、廣瀬雄一氏(テレビ朝日)、日野和恵氏(TBSテレビ)、川島修氏(FM東京)、遠山恵司氏(テレビ東京)、伊藤正史氏(フジテレビジョン)、菊池秀彦氏(日本テレビ放送網)の順で一人約10分間で状況報告が行われた。コーディネーターはフジテレビジョンの関祥行氏が務めた。

 報告した各氏の内容で共通するのは、「放送とITの文化の違い」である。特に、装置寿命の考え方の違いが指摘された。放送機器では、10年以上使えるものも珍しくないが、IT機器では製造中止後5年でサポート終了となるものが多い。機器更新の頻度が高まり、従来とシステム設計の考え方を変える必要があることが指摘された。

 また、IT機器の場合ネットワークに接続することが当然となっているが、この環境ではウィルスという、従来の放送機器では考えられなかった障害が存在する。リアルタイム性を重視する放送事業でのIT利用において、ウィルスチェックのために機器の反応性が低下することは許されず、各局が運用において障害を回避しつつも問題を感じていることが明らかになった。

 各局の報告から、ITは確実にメリットをもたらすものであるが、両業界の考え方はまだまだ幅のあるものであることが明らかになった。ただし、その幅は認識されており、両者が納得できる着地点は遠からず発見されることが、各局の報告から感じられた。

コーディネータは、フジテレビジョンの関祥行氏が務めた

コーディネータは、フジテレビジョンの関祥行氏が務めた

#interbee2019

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