【InterBEE 2009出展者情報】NEC、H.264超低遅延エンコーダ「VC-7700」を参考出展

2009.11.22 UP

「VC-7700」(左)、「VD-7700」(右)
「TVL-D500 HEAD」(左)とコントローラー

「TVL-D500 HEAD」(左)とコントローラー

<<超低遅延モードで約10msecのコーデック遅延を実現したH.264超低遅延コーデックシリーズ>>

 NEC(東京都港区、執行役員社長 矢野 薫)は、H.246超低遅延コーデックシリーズのH.264/MPEG2デコーダIP伝送装置「VD-7700」と来年4月に発売予定で今回参考出展となるH.264/AVC超遅延エンコーダ「VC-7700」、そして、SHF帯トリプルモードFPU装置「TVL-D500シリーズ」の製品紹介を行った。

 H.264/MPEG2デコーダIP伝送装置「VD-7700」は、1UハーフラックサイズのH.264とMPEG2に対応したデコーダ+IP伝送装置。
 また、H.264超遅延エンコーダIP伝送装置「VC-7700」は、1UハーフラックサイズのH.264のみに対応したエンコーダ+IP伝送装置。

 両装置とも映像フォーマットは、1080i,720p,480iの各映像フォーマットに対応し、H.246はクロマ4:2:2に対応。音声符号化は、MPEG2AAC/LC、MPEG2 BC、MPEG1 Layer2、LPCM の各音声符号化方式に対応している。また、入力系統は、DVB-ASIとIP入力を備えており、従来のFPU/SNGシステムやIP網を使用したIP伝送にも利用できる。


<<超低遅延の実現で、素材伝送利用から中継での利用へ用途を拡大>>

 今回10msecまでコーデック遅延を行った理由として、「素材伝送のみの利用ならば超遅延対応する必要はないが、中継先との掛け合いや情報カメラの操作を行う場合、コーデック遅延が操作性を悪くしてしまう。また、FPUを利用した場合、伝送レートが40Mbps以下となるため、H.264/AVCでの低遅延化を行った」と放送映像事業部マネージャーの井浦俊之氏は説明した。

 H.264/AVC対応ということで、地上デジタル放送の放送方式として日本規格のISDB-T方式を採用した南米での展開も視野に入れているという。


<<トリプルモードに切り替え可能なFPU装置「TVL-D500シリーズ」>>

 SHF帯トリプルモードFPU装置「TVL-D500シリーズ」は、OFDM方式(ARIB STD-B33 1.0版)、シングルキャリア方式(ARIB STD-B11 2.1版)およびFM方式伝送の切替可能なトリプルモードをサポートし、OFDM方式では伝送レート3〜71Mbps、シングルキャリア方式では伝送レート13〜79Mbpsの伝送が可能だ。また、コントローラー側にHD及びSDのMPEG2コーデックを搭載している。

 井浦俊之氏は、「H.264の低遅延対応コーデックのニーズが高くなってきているため、VC-7700やVD-7700に搭載している低遅延対応H.264コーデックカードも本装置に搭載可能とした」と説明した。

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写真1:H.264超低遅延対応コーデックIP伝送装置
     左:H.264超低遅延エンコーダIP伝送装置「VC-7700」
     右:H.264/MPEG2デコーダIP伝送装置「VD-7700」
写真2:SHF帯トリプルモードFPU装置「TVL-D500シリーズ」
     左:SHF帯トリプルFPU送信高周波数部「TVL-D500 HEAD」
     右:SHF帯トリプルFPU送信制御部「TVL-D500 CONTROL」

「TVL-D500 HEAD」(左)とコントローラー

「TVL-D500 HEAD」(左)とコントローラー

#interbee2019

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