【InterBEE 2009出展者情報】三友、マルチフォーマット・トランスコーダ「Rhozet Transpoder」を展示

2009.11.24 UP

三友ブース
Rhozet Transpoder

Rhozet Transpoder

トランスコード中の画面

トランスコード中の画面

<<アクトビラにも対応>>

 三友株式会社(東京都渋谷区)は、多種多様なコーデックに対応した日本SGI社のマルチフォーマット・トランスコーダ「Rhozet Transcoder」を出展した。

 「Rhozet Transcoder」は、MPEG-1、MPEG-2、H.264、WMV、MXFなどのあらゆるメディアフォーマットに対応したWindows Server 2003上で動作するソフトウェアトランスコーダ。また、NTSC/PAL変換、SD/HD変換、ロゴ挿入、キャプション挿入、オーディオチャネルのマッピングなどさまざまな機能を追加することができる。

 なお、アクトビラ・フル・ビデオはオプションで対応しているという。また、次期バージョンでは「MXFでラッピングしているXDCAM 50Mbpsをサポートする予定」と営業本部ブロードバンドソリューション部マネージャの川岸祐伯氏は説明した。

 本トランスコーダは、ハードウェアではなく、ソフトウェアであるため、システムとしては、管理サーバの「Carbon Server」とトランスコーダの「Carbon Coder」からなり、トランスコーダ「Carbon Coder」を複数台連結して分散処理することで、トランスコードの高速化を実現している。

 例えば、1分間のMPEG-2 50MbpsのHDコンテンツ24ファイルを1MbpsのH.264へトランスコードした場合、通常1台のマシンで21分かかるのが、約7分に短縮することができるという。また、リアルタイム処理については、「要望としてはあるが、現時点では対応していない」と説明した。

 導入実績について、川岸氏は「主にWeb配信を行っているホストプロダクションやCATVにて利用していただいている」と述べ、「1つの映像素材をDVDやWeb、モバイルサイトなど、複数に展開しているコンテンツホルダーは、このシステムを使うことで業務効率を向上させることができる」と説明した。

Rhozet Transpoder

Rhozet Transpoder

トランスコード中の画面

トランスコード中の画面

#interbee2019

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