【InterBEE 2009出展者情報】三菱電機、超小型アンテナ搭載のSNG車を開発

2009.11.19 UP

アンテナは三菱自動車以外の車両にも搭載可能とのこと

<<アンテナ、送受信装置を小型化したSNG車両>>

 三菱電機(株)は、直径40cmの超小型アンテナを搭載したSNG車両を出展した。このSNG機器はアンテナ、送受信装置とも小型化されており、従来のような大型の車両を用いる必要が無い。

 40cmアンテナとDVB-S2方式による変調で、アップリンクは11Mbpsを確保している。一般にアンテナが小さくなると適正なビームパターンの維持が難しくなり、伝送速度は大幅に低下する。今回、同社は精度の高い反射板をアンテナに採用し、適切なパターンを得ることに成功した。一般に衛星通信用のアンテナは鋼板を曲げて作るため、精度維持が難しい。


<<アルミの削りだしで精度を向上 TBSに初納入>>

 展示機は、アルミを削り出すことで「格段の精度を得た」(説明員)という。アンテナユニットは衛星の自動追尾機能があり、技術的には走行中の送受信も可能だが「免許上の理由で停止しての運用となる」(同)とのこと。

 なお、このユニットは、ルーフレールに取り付けるタイプで、必要に応じて取り外しができる。そのため、改造車には分類されず、8ナンバー(特殊用途自動車)を取得する必要が無いことも特徴となっている。

 三菱電機は、使用する自動車が決まってから、その車両の形状に合った機器構成を提案するという。そのため、価格は一様には決まらないが、「従来のSNG車の半額以下程度」(同)としている。なお、最初の顧客はTBSテレビとのことである。

#interbee2019

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