【InterBEE 2009出展者情報】NGC、HDに対応したポータブル・ライブ・ストリーミング・エンコーダ「Tricaster XD300」を出展

2009.11.23 UP

TriCaster XD300のデモの様子
TriCaster XD300

TriCaster XD300

 株式会社エヌジーシー(東京都中央区、代表取締役 諏訪 和由、以降NGC)は、HDに対応したポータブル・ライブ・ストリーミング・エンコーダ「Tricaster XD300」を出展した。

<<HDに対応したポータブル・ライブ・ストリーミング・エンコーダ>>

 「TriCaster」は、米NewTex社が開発したライブ会場などで複数のカメラからの映像をスイッチングしながら同時にインターネット回線を使いライブストリーミング放送できるポータブル機器。

 TriCasterは、SD対応の4製品(TriCaster/TriCaster PRO/TriCaster STUDIO/TriCaster BROADCAST)のラインナップがあるが、今回新たにHDに対応したHD/SD両対応の「TriCaster XD300」を開発、InterBEE 2009の開催に併せて、2009年11月18日から発売を開始した。商品構成は、TriCaster XD300本体とキーボード、マウス。TriCaster LiveControl-11 スイッチャーコントローラーがオプションとして用意されている。価格は248万円。

<<インターネット放送に対応>>

 この製品の特徴は、ストリーミングボタンを押すだけで、標準搭載のライブエンコーダにより、ライブの映像をリアルタイムにWindowsMedia形式(WMV)やFlash Video形式(FLV)にエンコードし、そのままライブストリーミング放送を簡単に行うことができる。また、ハードディスクを内蔵しており、ライブ映像を配信とオンデマンドに利用するためのファイルを保存することも可能だ。

 さらに、今回バーチャルセットについても、「バーチャルセット内のカメラ映像をアニメーション機能を使いズームすることができる」とデジタルアドバンストテクノロジー部部長の阿部弘美氏は説明した。

<<SD入力とHD入力との混在によるスイッチングが可能>>

 今回新しく追加されたHD対応の「TriCaster XD300」は、映像入力3チャンネル持ち、映像入出力としてHD-SDIに対応、SDカメラ入力とHDカメラ入力との混在によるスイッチング機能を実現している。また、ライブ放送用のスイッチャー、プログラムモニター、テロップ、ビデオエフェクト、ディスクレコーダ、バーチャルセットを利用した放送が可能。
 さらに、「今までは、PC画面の画像をダウンコンバートして入力していたが、今回HD対応したことで、文字までくっきりと表示できるようになった」と氏は説明した。

<<デジタル化による需要に期待>>

 TriCasterの実績について、阿部弘美氏は「日本では、TriCaster SD版を小学校から大学、専門学校などの教育機関や、企業におけるイベント・イーラーニング・遠隔会議などのライブストリーミング配信といった用途で多く利用されいるが、最近はHD対応を強く要望されている。一方、米国では、野球やバスケットボール、アイスホッケーなどのテレビ局のスポーツ番組にTriCaster SD版が導入されており、WEBストリーミング配信システムのディファクト機材として、ESPN、FOX、BBC、MTV などのメジャーな放送局なども含めて多くの台数が稼動しているが、同様に、デジタル化によりHDの需要もでてきている」と語り、HD対応できたことで、「今後日本においても、米国と同じようにテレビ放送局におけるインターネットストリーミング配信利用にも提案していきたい」と語った。

写真1:TriCaster XD300のデモの様子
写真2:TriCaster XD300

TriCaster XD300

TriCaster XD300

#interbee2019

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